商品コード:1346-026[Chant du Monde] T.シュティヒ・ランダル(s) / モーツァルト:アリア集
商品コード: 1346-026
商品詳細:フランス国営機関が保有する放送音源が初めてLP化されたもの。何故かLe Chant du Mondeからリリースされた。全てモーツァルト作品でシュティヒ・ランダルのコンサート・アリア4曲とオペラアリア4曲の計8曲入り。録音年代は1959~64年。まずA面4曲にコンサート・アリア1曲(K.578)とジョヴァンニ~アリア2曲がG.プレートル指揮フランス放送リリックo.。このオーケストラはフランス放送o.の第二団体で主に軽音楽を担当していた。A面最後の4曲目はコンサート・アリア1曲(K.272)でB.パイムガルトナー指揮ザルツブルク・モーツァルトテウムo.による。B面はコンサート・アリア2曲(K.538/K.369)がロベール・デンツラー指揮スイス・ロマンドo.による演奏。B面後半の2曲はカンタータ 「悔悟するダヴィデ」 K.469~アリア1曲、劇的セレナータ 「シピオーネの夢」 K.126~アリア1曲でJ.プリッチャード指揮国立o.と記載されている。4つの異なる場所での時期も異なる放送音源が1枚のLPに纏まったランダルのLPである。録音年は1959~1964年の間のモノラル録音。発売は1987年と新しいプレスだが、全てLP初リリースとなる音源である。これだけバラバラな音源を纏めただけでも大変な仕事だったと思われる。聴いた印象では統一感があり、別々の音源であることを意識しない仕上がりとなっている。スタジオ技師の仕事の賜物だろう。発売が1987年と古くはないが、少なくともLPで発売された事は幸いだった。ランダルのモーツァルト:コンサート・アリアはクリュイタンスとのFALP 439に2曲あるのみで(1曲これとダブる)。これだけの数のコンサート・アリアが残っていた事が一つの驚き。音は充分良く、ランダル節が炸裂。オケも当然良く、大変貴重なドキュメントである。
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