商品コード:1348-047[ERATO] M.コルボ指揮/ フォーレ:レクイエム(全曲)
商品コード: 1348-047
商品詳細:M.コルボ指揮ベルンso./サン・ピエール・オ・リアン・ド・ビュル聖歌隊によるフォーレ:レクイエム。4回の録音があるが、当盤はその1回目になる。近年の第2稿(ネクトゥー/ドラージュ版)による2回の録音、'07年来日の際の演奏が頭に残っていて、正直久しぶりに聴いてその重さに少し驚いた。個人的には第2稿による演奏を好むが、まずは当盤を聴いていただきたい。ボーイ・ソプラノ、A.クレマンの"Pie Jesu"は必聴!!近年益々人気の高まるコルボの出世作。プレスは多いがオリジナルは希少。ミシェル・コルボは 1934年スイス、フリブール州マルサンの生まれ。地元フリブールの音楽学校で声楽と音楽理論を、リボーピエール学園で作曲を学ぶ。1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを創設、その指揮者に就任し、ローザンヌ器楽アンサンブルなどと共に積極的に録音活動や演奏旅行をこなしてきた。リスボンのグルベンキアン管弦楽団並びにグルベンキアン合唱団とも共演を続けており、ジュネーヴ音楽院では教壇に立っている。とりわけモンテヴェルディやフォーレの録音の他、バッハの受難曲の上演は国際的に知られている。コルボの特徴である、静寂に満ちた息の長いフレーズは、このフォーレの曲想とぴったりと合い、ふっくらした合唱が教会の雰囲気をうまく醸し出す。この録音が切っ掛けとなり、ERATOはF.ヴェルナーからコルボへと宗教作品の軸を移した。単なる世代交代ではなく、ERATOの経営陣はコルボの音楽に社の未来を見出したのだろう。F.ヴェルナーができなかったモンテヴェルディやバッハ以外の重要な教会音楽の録音で大きな足跡を残した。このフォーレは名演の呼び声高い演奏でコルボの出世作となった!
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