商品コード:1349-044[HMV] H.v.カラヤン指揮/ ラヴェル:管弦楽曲集/ラ・ヴァルス, スペイン狂詩曲 他

[ 1349-044 ] Ravel, Orchestre De Paris, Herbert von Karajan – La Valse / Alborada Del Gracioso


通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1349-044

作品名:ラヴェル:管弦楽曲集/舞踏詩「ラ・ヴァルス」, スペイン狂詩曲, 組曲「鏡」~第4曲 道化師の朝の歌(管弦楽版) | 組曲「クープランの墓」(全4曲・管弦楽版)
演奏者:H.v.カラヤン指揮パリo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice
レコード番号:ASD 2766
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---モノクロ切手ニッパー, 9時にSTEREO 33 1/3, 6時に□EMI, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1972, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2YLA 9103-1G/2YLA 9104-4G (ラウンド小文字マトリクス・HMVタイプ), EMIグループ・フランスでのステレオ録音を示すフランス盤のレコード番号の下5桁で始まるフランス型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):GG/O, 再補助マトリクス(9時):1/2, 1970年代スタンパーによる1974年頃製造分, 赤白SCニッパーレーベル存在せず, カラー切手ニッパーレーベル存在する(1972年分), モノクロ切手ニッパー・6時にMade in Gt Britainは存在しないと思われるが100%ではない(もしあれば当盤は第3版となる), これより古い英国レーベルは存在する, 英国での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスが存在する(1G/3Gあり), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での第2版と思われる, 2nd issue in UK
ジャケット:【英国での第2版】---表コートペラ, 10時に赤色ベース□EMI 黒ベース□ニッパーマーク His Master's Voice, 表記されたジャケット番号:ASD 2766, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records (The Gramophone Co. Ltd)Hayes・Middlesex・England , 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd, 折返表コートペラジャケット存在する, 英国でこれより古いジャケット存在する, 英国での第2版, 2nd issue in UK
トピックス:1971年6月パリ・サル・プレイエルでのステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1972年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2 C 069-02214(カラー切手ニッパーレーベル・表コートペラジャケット入り)にて初リリース, 英国では同年His Master's Voice:ASD 2766(カラー切手ニッパーレーベル・折返表コートペラジャケット入り)にて初リリース→1974年頃同一番号・モノクロ切手ニッパー・表コートペラジャケット入り(当アイテム)に変更される, モノクロ切手ニッパー・6時にMade in Gt Britainは存在しないと思われるが100%ではない, 音質差は小さいと思われる, H.v.カラヤン指揮パリo.の数少ない録音の一つ・他にフランク:交響曲/チャイコフスキー:Pf協奏曲1番(ワイセンベルク(pf))がある程度, このラヴェルは異様な怪演!演奏:★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:1967年パリ音楽院o.を発展的に解消、ミュンシュを創立指揮者に迎え、パリ管弦楽団が設立。ところが、翌'68年にミュンシュは急逝。翌'69年から'71年まで、カラヤンに音楽顧問の要請が来た。この時の1971年録音。当時、カラヤンはベルリンpo.の終身指揮者・芸術監督という要職にあった。彼が超人的能力を持った指揮者であることは間違いない。しかし多忙なカラヤンは僅かな録音を行っただけで後は客演指揮者に任せ、あまりパリo.には深入りしなったのが実状である。しかしパリo.音はベルリンpo.では絶対に出ない華やかなフランスの音。貴重な1971年6月録音!同時期ベルリンpo.とボレロも録音。敢えてフランス作品を選んだ点が巨匠たる由縁か?結局カラヤンは1969年 - 1971年の3年間パリ管弦楽団の音楽監督を形ばかり引き受けたものの、翌年ゲオルク・ショルティ(在任・1972年 - 1975年)に引き継いだ。カラヤンのパリ公演はわずか10プログラム程度であったらしい。そこにはラヴェルは含まれておらず、録音だけだったようである。膨大なカラヤンの録音の中でもラヴェルは僅かである。当時のトップランクの多忙な指揮者にばかりオファーが行くようである。2021年 からはクラウス・マケラ(1996-)というフィンランド人指揮者が音楽監督に就任して現在も活動を続けている。1998年に、長らく拠点であったサル・プレイエルが個人投資家に買収されて閉鎖され、楽団が追い出された為、2002年よりテアトル・モガドール(Théâtre Mogador)をとりあえずの拠点に移したが、その後サル・プレイエルで演奏会を行うようになった。2015年からは、Cite de la musique の近くに新設されたフィルハーモニー・ド・パリ(Philharmonie de Paris)を本拠地としている。パリ北駅からメトロ5号線で20分程度でポルト・ド・パンタン駅(Porte de Pantin)の目の前の広大な公園の中のあり、ジャン・ヌーヴェル及び助手のブリジット・メトラ(Brigitte Métra)らの設計により、2015年1月14日に落成。音響設計は、日本の永田音響設計。大ホールの座席数は、2400席。この録音をジャケットを見ずに聴いてカラヤンだと当てられる方は尊敬に値する方である。それほどベルリンpo.との演奏とは別人のようである。何とも洗練された音楽であり、オーケストラの違いがここまで大きなものであると再認識させられる演奏。勿論カラヤン自身相当に気張って本気モードには違いないが、ベルリンpo.では絶対にやらないジェット・コースターのごとき振幅が激しく、テンポの急変する無茶ぶりにパリo.がよくついていったと感心させられるサーカスのようなラヴェルである。楽団員でさえこれほどの演奏は生涯ないだろう。1曲目「ラ・ヴァルス」の圧倒感は凄まじく、このLPがカラヤンの中でいかに特異な録音であるか実感することになる。粗製乱造のあだ名を持つ指揮者が、時に歴史を揺るがすような演奏をやってしまう。ポテンシャルが図れない指揮者である。アンチ・カラヤンの度肝を抜く1枚!尚、録音は新ホール移転前のサル・プレイエルと思われる。音響は新ホールの方が良い!

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