商品コード:1349-011[VSM] K.フォルスター指揮/ バッハ:ヨハネ受難曲B.245(全曲)
商品コード: 1349-011
商品詳細:K.フォルスターは、バッハ4大宗教曲のうち、全曲録音したのはこの「ヨハネ受難曲」だけである。しかし、合唱曲に大きな功績を残したフォルスターにしては意外な事実でもある。本拠地聖ヘトヴィヒ聖堂の合唱を使い、当代一流のソリストを揃えたこの録音は、フランスでもASDFで出された程注目されたのであろう。録音の良さも相まって、伝統を重んじつつ美しく仕上げた傑作の一つ。銀レーベルの音はさすがに良い。ASDFの音はまさに第1級のオーディオファイル。指揮のカール・フォルスター(1904-1963)はドイツ、アッパー・プファルツ州グロースクレナウの生まれ。レーゲンスブルク神学校に入学し、レーゲンスブルクの哲学神学大学で哲学と神学を学んだ。 1928 年に彼は司祭に叙階され、1928 年から1929 年にかけてクルメインで牧師として働いた。1929 年から 1933 年まで国立音楽アカデミーとミュンヘンのルートヴィヒ・マクシミリアン大学で教会音楽、作曲、音楽学の研究を修了。 1933 年に博士号を取得して研究を完了。1933 年から 1934 年にかけて、レーゲンスブルクの教会音楽学校の校長および講師を務めた。 1934年にベルリンの聖ヘドヴィヒ大聖堂の大聖堂音楽監督に就任した。この立場で、彼は1963 年に亡くなるまで聖ヘドヴィヒ大聖堂の聖歌隊を指揮した。フォルスターの主な功績の 一つは、第二次世界大戦後、ベルリン西部の分断後の合唱団の再建であった。彼のリーダーシップの下、この合唱団は戦後最高の国際的名声を獲得し、最も有名なアーティストやアンサンブルと協力し、数多くの録音を残した。1952 年にベルリン工科大学の音楽学の名誉教授に任命され、 1954 年にはベルリン自由大学の音楽監督に任命された。1953 年にベルリン芸術賞も受賞した。聖ヘドヴィヒ大聖堂は、ベルリンのミッテ地区のベーベル広場にある、1753 年に創建されたベルリンで最古のローマ・カトリック教会。歴史は不明だが聖ヘドヴィヒ教会cho.はこの大聖堂付属の歴史ある大人の男女混成合唱団である。ベルリン交響楽団は1925年に創設された市立オーケストラで(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)、カール・フォルスターはこのオケの初代指揮者?であると思われる。この「ヨハネ受難曲」は1961年ベルリンで録音され各国EMIレーベルからリリースされた。中でもフランス盤は音質が良く安全なプレス!
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