商品コード:1350-038[DECCA] E.アンセルメ/ ハイドン:交響曲83番「めんどり」, 87番
商品コード: 1350-038
商品詳細:アンセルメは6000番台の初めにハイドンを何枚か入れているが、いずれもoriginal recording byの時期に当たり、音質は2000番を彷彿とさせる。ダイナミックかつシャープなオーディオファイル。この83/87番は他のハイドンと同様比較的プレスが少なかったようだ。さっぱりくっきり演奏されるともうハイドンが好きになってしまいそうだ。両曲とも元気のよい曲で景気付けにはぴったりくる。音質も折り紙付き。この弾むような弦楽の音は、DECCAでしか出せないものだろう。颯爽としていて、爽やか、しかも密度のたっぷり詰まった品位の高い音質。これは6つのパリ交響曲~83/87番のカップリング。心弾む満足のいく一枚だ。見事なオーディオファイル。アンセルメ/スイス・ロマンドo.のスタジオ録音によるハイドン交響曲は「6つのパリ交響曲集」・82-87番(1962年4月録音)・SXL 6020-2と22/90番の8曲が全て。但し1949年7月11日に交響曲第101番「時計」のモノラル録音がある。スイス・アンセルメ協会からはこれら以外のDECCA未発売録音があるらしい。アンセルメ/スイス・ロマンドo.が決してハイドンを得意としたわけではないのだが、ここまでセンスの良い指揮者の手に掛かればハイドンがモーツァルトの様によく弾み輝き出す。もう少しのんびり牧歌的な演奏がハイドンらしさかとも最初は思ったが、数分聴いてみればこれを超える演奏はないのかもと思えてくる。何をやってもピッタリ様になる指揮者である。ハイドンではアンセルメなりにゆったり構えた演奏なのだが、これがまた良い。ハイドンの交響曲をここまで美しい音楽だと感じたことはなかった。アンセルメという指揮者は天才なのだろう。これが最後のハイドンの交響曲録音となった。LPでは計4枚で全てとなる。これがシリーズVol.2。
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