商品コード:1350-032[DECCA] C.カーゾン(pf)/ チャイコフスキー:Pf協奏曲1番

[ 1350-032 ] Tchaikovsky, Curzon, Vienna Philharmonic Orchestra, Solti ‎– Piano Concerto No. 1


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商品コード: 1350-032

作品名:チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23/--第1楽章 Allegro Non Troppo E Molto Maestoso; Allegro Con Spirito-- | --第2楽章 Andante Simplice Prestissimo; Tempo I --第3楽章 Allegro Con Fuoco
演奏者:C.カーゾン(pf)G.ショルティ指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2114
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面7時に微かに9回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル・タイプ】---大デッカ中溝ED1(中期), 10時にOriginal Recording by~, 9時にSpeed 33-1/3(存在しない初期タイプあり), 6時にMade in England(ラウンド銀文字), 表記されたレコード番号:SXL 2114, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1959(Recording first published)・3時(レコード番号の上に記載された初期タイプあり), TAX Code:M/T(1963年1月~1963年7月を示す)・E/T存在する, スタンパー/マトリクス: ZAL-4320-6E/ZAL-4321-4E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音ステレオ製造を示すZAL-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):K/U, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1963年頃製造分, ED1の中で9時にSpeed 33-1/3がない初期タイプ存在する(1959年3月分), これはED1のステレオ中期分, これより古いステレオレーベルは存在せず(微細な違いで初回刷り(初期ED1)ではない), ステレオのほぼ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する(2E/1Dあり), これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:B面はイニシャルDのJack Law, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ステレオ・オリジナル・タイプ, original type for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ第3版】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□三角DECCA STEREO ffss PHONIC ロゴ, 32ページのリブレット付き, 表記されたジャケット番号:SXL 2114, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:3/59(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London, B.B.B.ホタテ貝ジャケットが存在する(1959年製造分)→ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" ホタテ貝ジャケット(1960年分)→折返表コートペラ(1963年分・当ジャケット)→折返なし表コートペラ---と変遷, 英国でのステレオ第3版, 3rd issue in UK.
トピックス:1958年10月14 - 17日ウィーン・ゾフィエンザールにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:John Culshaw, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT未発売・ BR 3042(10")で発売, 同年ステレオ:SXL 2114(ED1・9時にSpeed 33-1/3がない初期タイプレーベル・B.B.B.ホタテ貝ジャケット・裏年号3/59)にて初リリース→1960年頃同一番号・ED1初期レーベル・ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" ホタテ貝ジャケット入り→1963年頃同一番号・ED1中期レーベル・折返表コートペラジャケット入り(当アイテム)→1966年頃同一番号・ED2レーベル→1969年頃同一番号・ED3レーベル---と変遷する, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+

商品詳細:ボリューム注意!! 通常の盤のようにボリュームを上げるとドカンとくる。その力は圧倒的。B.B.ジャケ最終期の'59年発売、DECCAの超弩級サウンドが楽しめる終わりの方だ。そのオーケストラのうねりは凄まじいが、音が全く割れないのは本当に不思議。名手カーゾンのピアノが霞んでしまう程。もちろん彼のソロも負けじと強いアタックを繰り出し、最新設備の映画館にいるようだ。手に汗握る協奏曲。SXLのスーパーサウンドが楽しめるステレオ・オーディオファイルプレス。カーゾンの最も有名なPf協奏曲録音はH.クナッパーツブッシュ指揮ウィーンpo.との皇帝協奏曲・SXL 2002である。ショルティは当時のウィーンフィルとワーグナー:「リング」も全集録音を進めている最中であるが、ショルティ本人はベートーベンの交響曲全集をウィーンフィルと録音したかったらしい。カルショウはそのプロジェクトには懐疑的で、試しに3曲を録音して様子をみることにした。そういう経緯で録音されたのがベートーベンの交響曲の3、5、7番である。しかし皆さんご承知の通り、評価は良くなかった。この後ショルティはリングの録音に専念することになる。当チャイコフスキー:Pf協奏曲1番はどうやら3曲のベートーベンの交響曲録音のついでに録音されたものらしい。カルショウはベストセラーとなった皇帝協奏曲の再来を目論んだのだろう。ショルティが自己のスタイルを全面に出した演奏となっており、ピアノが主役のこの曲に二人の主役が張り合うような形となり、結果的にはスリリングなPf協奏曲に仕上がっている。成功を見たH.クナッパーツブッシュの指揮とショルティの指揮は大きく異なる。クナッパーツブッシュを前時代的とすればショルティは現代的である。この現代的スタイルは1960年代後期には通常になって行くのだが、1950年代後期ではまだそうではなかった。1958年に録音されたチャイコフスキー:Pf協奏曲1番としては当時、もっとも現代感覚で演奏されたモものであろう。しかしそれも今となってはすでにノスタルジックなグループの仲間入りとなってしまった。ピアノのカーゾンは大きく変わっていないのだが、オケの変化が大きいことに気付く録音であった。

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