商品コード:1350-031[DECCA] N.イエペス(gt)/G.ソリアーノ(pf) / ロドリーゴ:アランフェス協奏曲, ファリャ:スペインの庭の夜

[ 1350-031 ] Falla, Gonzalo Soriano, Rodrigo, Narciso Yepes, Argenta


通常価格:¥ 6,600 税込

¥ 6,600 税込      

商品コード: 1350-031

作品名:ロドリーゴ:アランフェス協奏曲--第1楽章・Allegro Con Spirito--第2楽章・Adagio--第3楽章・Allegro Gentile | ファリャ:Pfと管弦楽のための交響的印象「スペインの庭の夜」--ヘネラリーフェにて・En El Generalife--はるかな踊り・Danza Lejana--コルドバの山の庭にて・En Los Jardines De La Sierra De Cordoba
演奏者:N.イエペス(gt)---(ロドリーゴ)/G.ソリアーノ(pf)---(ファリャ)A.アルヘンタ指揮スペイン国立o.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2091
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---橙/銀大デッカ浅外段, 12時にOriginal Recording by The Decca Record Co. LTD. London, 6時にMade in France, Price Code:Ⓐ, グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, TAX Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CC ESS 202-2E/CB ESS 202-3E (ラウンド小文字スタンパー・仏DECCAタイプ), DECCA規格ステレオだがスペイン録音を示すCC ESS/CB ESS***をで始まるスペインCOLUMBIA型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):なし(仏プレスに3時は存在せず), 再補助マトリクス(9時):11/10C, カッティング担当:マトリクスのイニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)を示す, 1960年代のスタンパーを使った1963年頃製造分と思われる, フランスでは黒/銀レーベルが存在する(1960年分), フランス最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, スペインColumbia音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランス・ステレオ第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 2時に青ベース三角DECCA・ロゴ付(DECCA STEREOPHONIC・白色文字), 表記されたジャケット番号:SXL 2091, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca. Paris., 印刷:Imprimerie Polychrome. Gentilly., フランスだけのデザインでこれがフランス最初期分, フランス・ステレオオリジナル, priginal for stereo in Fr.
トピックス:アランフェス協奏曲:1957年5月23日/スペインの庭の夜:1957年頃マドリード・シネ・モヌメンタルでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1958年 Discos Columbia, S. Aによりコピーライト登録・1958年モノラルがスペインColumbia: MCC 30054(モノラル)でステレオは1959年SCLL 14000(ステレオ)にて初リリース, 英国では1958/1959年英DECCAよりモノラル/ステレオ:LXT 5492/SXL 2091(ED1)で初リリース, 英国SXLもスペインのマトリクス ESS-202/ESS-203を使ってプレスされている・ZALではない, フランスでは1960年頃178 000/SXL 2091(黒/銀レーベル・折返表コートペラジャケット入り)で初リリースと思われる→1963年頃同一番号・橙/銀大デッカ浅外段レーベル・折返表コートペラジャケット入り(当アイテム)→1967年頃同一番号・橙/銀大デッカ内溝・IPGマトリクス使用・第2版仏ジャケット入り---と変遷する, 英国SXL 2091・ED1は高額となる, 当盤でも十分のステレオ・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1939年に書かれ、翌'40年バルセロナでデ・ラ・マーサのソロで初演された傑作ギター作品。世界初録音も'54年デ・ラ・マーサが行ったが、結局それは流通せず、1958年DECCAがスペインに録音チームを派遣しステレオで録音したイエペス/アルヘンタ盤が曲と共に世に知られた。イエペスは当時31歳の新進気鋭。同年に亡くなってしまうアルヘンタに気に入られ、最初で最後の共演となった。録音はソロを前面に押し出しており、やや不自然さがあるも、これがSXLの魅力!この録音は、世界にスペインの巨匠、アルヘンタの名を轟かせた超名演。アランフェス協奏曲の超名演であり、イエペスの出世作。また、スペインが世界に誇る希代の名ピアニスト、ゴンサロ・ソリアーノの名演がB面に入るという凄いLP。録音は1958年1月1日スペインで行われたとする説があるが、アルヘンタは1958年1月18日に亡くなっていて、実際は1957年5月23日マドリードというデータが正しいのではと思われる。「アランフェス協奏曲」は1939年に書き上げられ、1940年11月にバルセロナで初演された。初演のギターを弾いたのはレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(1896~1981)で、伴奏はセサール・メンドーサ・ラサーリェ指揮バルセロナ・フィルハーモニー管弦楽団だった。デ・ラ・マーサは「アランフェス協奏曲」の世界初録音も行ったらしい。オケはアルヘンタ指揮スペイン国立管弦楽団で1950年前後のSP録音らしい。デ・ラ・マーサはその後スペインRCAに1959年ステレオでの再録音がある。オケはクリストバル・アルフテル指揮マヌエル・デ・ファリャ管弦楽団。アルヘンタは当時DECCAと契約し、英国からの世界進出を考えていた時期だったこともあり、当時まだ新進の31歳のギタリストだったイエペスが抜擢されDECCAで「アランフェス協奏曲」を売り出すこととなる。スペイン・コロンビアは当時DECCAと提携があり、スペイン録音DECCA発売は問題がなかった。「アランフェス協奏曲」は何時の間にかイエペス/アルヘンタという図式なってしまったが、本来は初演者で初録音を行ったデ・ラ・マーサこそがその栄誉に相応しい。これはDECCAの営業戦略による所が大きく、実際英国録音ですらなく、音源のオリジナルはスペイン・コロンビアなのである。また録音は1958年1月1日という情報を流したのはDECCAではないだろうか?ナルシソ・イエペス(1927-1997)はスペイン・ムルシア地方、ロルカの生まれ。こともあろうかデ・ラ・マーサにギターを学んでいた。イエペスは1947年スペイン劇場でスペイン国立管弦楽団の定演コンサートに名指揮者アタウルフォ・アルヘンタにより招かれ、ロドリーゴのアランフエス協奏曲を演奏した。既に演奏会でやっていたとしてもこの録音で有名になることは完全な下剋上ではあるまいか?しかし録音が良く、演奏も素晴らしいことは確かであり、リスナーにとってはどちらでも良い事だろう。1959年にSXL 2091で発売されたこの録音は瞬く間に世界中でベストセラーLPとなり、アランフェス協奏曲=イエペスとなってゆく。様々なプレスが存在するが、価格で調整している。

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