商品コード:1350-003[DECCA] A.フェルバー(pf) / メンデルスゾーン:無言歌集(6曲), シューマン:子供の情景(全13曲)

[ 1350-003 ] Schumann, Albert Ferber, Mendelssohn – Scenes Of Childhood - Six Songs Without Words


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商品コード: 1350-003

作品名:メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲~6曲)--第1巻Op.19~1.甘い思い出Op.19-1(通し番号1番), ~第8巻Op.102~3.タランテラOp.102-3(通し番号45番), ~4.そよ風Op.102-4(通し番号46番), ~第5巻Op.62~3.葬送行進曲Op.62-3(通し番号27番), ~第2巻Op.30~6.ヴェネツィアの舟歌 第2番(通し番号1番), ~第6巻Op.67~4.紡ぎ歌Op.67-4 | シューマン:子供の情景Op.15(全13曲)
演奏者:A.フェルバー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LM 4544
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 書き込みあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/金ツヤ外溝, 3時にMade in France, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LM 4544, Price Code:なし, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:CA DRL 928-4A/CC ARL 927-1B (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA規格10"モノラル製造を示すCA DRL/CC ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(3時):1/5, カッティング担当者:不明, 1950年代製造のスタンパーによる1953年頃製造分, フランスに金ツヤ内溝レーベル存在せず, 赤/金ツヤ外溝レーベル・フラット盤のフランス最初期分, これより古いフランスレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在しないと思われる, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, DECCA音源の仏DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---旧通デザイン折返両面紙ペラ, 5時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 6時に地色ベースDECCA 下にUnbreakable 下に Long Playing Microgroove Full Frequency Range Recording, 表記されたジャケット番号:LM 4544, Price Cide:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disque Decca., 印刷: Dehon et Cie Imprimerie - Paris, フランスでこれより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少プレス!】---1951年ロンドンでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 英国では1952年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LM 4544(赤/金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返紙ジャケット入り)の10"にて初リリース, フランスでは1953年頃仏DECCA:LM 4544(当装丁)の10"にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, フランス盤は当社初入荷の希少プレス!, これがアルベルト・フェルバーのデビューLPである, 英国盤とフランス盤はA/B面が逆転する

商品詳細:1950年代、仏デュクレテにドビュッシー全集や、ベートーヴェンの変奏曲等を残したアルベルト・フェルバー。1940年代には盛んに英国の指揮者やオケと共演。この1951年発売のLPが彼の最初の録音らしい。この後デュクレテに移ったと思われる。気品溢れるデリケートなタッチはデュクレテと変わらない。意外なほどテンポを変えず、しかも深い感銘を残す。アルベルト・フェルバー(1911- 1987)はピアノ好きの方ならご存じだろう。スイス・ルツェルン生まれ。ルツェルンはドイツ語圏なのでアルベール・フェルベールではなく本来はアルベルト・フェルバーとなるが、フランスに居た間はDucretet Thomsonで活躍したので、当然アルベール・フェルベールと名乗っていたと思われる。彼は1960年代の英国に移住し、SAGAなどの英国レーベルに録音を行っており、当然アルーベルツ・フェーバーになったはずである。移住の度に呼び方が変わる欧米は厄介である。アルベルト・フェルバー、アルベール・フェルベール、アルーベルツ・フェーバー、どれもその時々で正しいが、統一が重要なので当社では出生国の呼び方であるアルベルト・フェルバーで統一する。フェルバーはスイスでK.ライマーに学び、ザールでヴァルター・ギーゼキングに師事した。フランスではマルグリット・ロンの薫陶を受けた。セルゲイ・ラフマニノフのスイス滞在時に、ラフマニノフから助言をもらっている。1939年にはロンドンに渡り、ジェームズ・チンのピアノ学校で助手をしながら演奏活動を行うようになった。映画音楽方面でも仕事をし、アルバート・バル=スミス監督の"The Hangman Waits"や"Death in the Hand"等では音楽を担当し、ブライアン・デズモンド・ハースト監督の"The Mark of Cain"ではピアニスト役として出演した。1940年代には盛んに英国の指揮者やオケと共演。SP録音もある。LPでは1951年頃英DECCAの10"(LM 4544・シューマン:子供の情景Op.15/メンデルスゾーン:無言歌(6曲))に初めての録音を行った(当LP)。その後Ducretet Thomsonに移籍し、ドビュッシー全集等の録音を残す。1957年頃までDucretet Thomsonに録音があった。1959年頃英SAGAに移籍。今となってはどれもお宝級のLPとなっている。Ducretet Thomsonではドビュッシーのピアノ主要曲を担当した。1953-1957年と思われる。これまで聴いたどのドビュッシーより力の抜けた自然体であるとともに明瞭である。それでいてピアノの音には程よい倍音があり、一音で聴く人を魅了する力も持ったピアニスト。雰囲気で聴かせるタイプではなく、強烈なアタック音を使い、ダイナミックで生命感溢れるスーパーピアニズムの持ち主。これは唯一のDECCA録音でデビュー録音である。デビュー録音がロマン派作品というのは意外だが、フェルバーの美学と説得力を持つ卓越した演奏は深い感銘を与えてくれるだろう。

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