商品コード:1351-042[RCA] S.リヒテル(pf) / リヒテル・カーネギーホール・リサイタル

[ 1351-042 ] Richter - Chopin, Ravel, Rachmaninoff, Prokofieff – Richter Recital


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商品コード: 1351-042

作品名:リヒテル・カーネギーホール・リサイタル/ショパン:スケルツォ4番Op.54, ラヴェル:ピアノ組曲「鏡」~第5曲「鐘の谷」, 同:水の戯れ | ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23~第1曲 嬰ヘ短調 ラルゴ Op.23-1, 同:13の前奏曲Op.32~第9曲 イ長調 アレグロ・モデラート, 同~第10曲 ロ短調 レント, プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」からの3つの小品Op.95~ガヴォット Op.95-2, 束の間の幻影Op.22~第6曲 Con eleganza Op.22-6, ~第8曲 Commodo Op.22-8, ~第9曲 Allegro tranquillo Op.22-9, ~第15曲 Inquieto Op.22-15, ~第18曲 Con una dolce lentezza Op.22-18
演奏者:S.リヒテル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:640 802
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---アズキ/銀RCA Victor, 12時方向に〇銀塗潰RCAロゴマーク, 6時にLIVING ▼33 STEREO(ラウンド銀文字), 3時にMade in France by AREA(外周ラウンド銀文字), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:640 802(LSC 2811), Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, 1ère Ⓟublication 1965, スタンパー/マトリクス:M2RY 1265 R4/M2RY 1266 R2 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ), RCA規格ステレオ製造を示すM2RY***で始まりレコード番号を含まない米国型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1960年代スタンパーによる1965年頃の製造分, フランスのプレス専門の会社AREA s.aのプレス, フランスに旧番号存在せず, これより古いフランス・ステレオレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いスタンパー存在すると思われる, フランスにモノラル存在する, RIAAカーヴである, 米RCA音源の仏RCA制作AREAプレス, 工場:AREA--Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 1時に黒ベース□RCA Victor STÉRÉO 右に黒ベース〇RCA(白文字), 表記されたジャケット番号:640 802 A, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:3-65, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:3-65(フランスでステレオは当ジャケットである), 制作:société RCA S.A, 印刷:Imprimerie A.C.E.M., フランスでこれより古いステレオジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1960年12月26日ニューヨーク・カーネギーホール/1960年12月28日ニューアークのモスク劇場・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Anthony Salvatore, プロデューサー:Peter Dellheim, 米国では1965年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM2611/LSC-2611(赤/黒中溝WDレーベル)にて初リリース, 英国では1965年英RCA:SB 6611にて初リリース, フランスでは1965年仏RCA:不明/640 802(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, リヒテルのRCA録音!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:米国では、リヒテルが渡米以前から旧ソ連に凄いピアニストが居る、という噂が流れていた。1950年に初めて東欧で公演も行うようになり、一部の録音や評価は西側諸国でも認識されていた。しかし、冷戦で対立していた西側諸国への演奏旅行はなかなか当局から許可が下りなかった。当局は西側への旅行を認めた場合に彼が亡命することを警戒していた。その為、西側諸国ではその評判が伝わるのみで実像を知ることができず、「幻のピアニスト」とも称されるようになった。ソ連の演奏家としては最も早い時期から国際的に活躍していた一人であるギレリスが、演奏後に最大の賛辞を贈ろうとしたユージン・オーマンディを「リヒテルを聴くまで待ってください」と制したことも、この幻のピアニストへの期待をかき立てた。1958年第1回チャイコフスキー国際コンクールが開催され、この大会を制した米国人ピアニスト、ヴァン・クライバーンが滞在中に聴いたリヒテルの演奏について「生涯で聴いた中でもっともパワフルな演奏であった」と帰国後に語ったことで、このピアニストの評判はさらに高まることとなった。ついに1960年10月から12月にかけてはアメリカ各地でコンサートを行い、センセーショナルな成功を収めた。このアメリカ・ツアーでは多くの録音がRCAに録音され、米国楽壇は大いに盛り合った。これはその初年度のアメリカ・ツアーの中で録音された1枚である。殆どをRCAが独占的に録音した。これは同年12月にニューヨークとニューアークで行われた2つの異なる演奏会をカップリングしたLPである。リヒテルも本気モードで望んでいて、ただならぬ気配が漂う録音である。束の間の幻影~5曲と「シンデレラ」からの3つの小品~ガヴォット はアンコールで演奏された曲である。カーネギー・ホール・リサイタルでは他にもハイドン、ショパン、協奏曲他様々な曲が録音され、数枚のLPに分かれてリリースされた。1960年10月~12月の全録音を網羅したCD13枚セットが近年発売された。カーネギー・ホールでの連続ソロ・リサイタルは10月19日から30日にかけて5回行われたらしい。米COLUMBIAも一部を録音したようで、それらはLP9枚分の音源があるらしい。RCAは、ツアー終盤にニューヨークとニューアークで行われた3回の追加公演をステレオでライヴ収録し、これらをLPで発売した中の1枚が当盤である。僅かな咳払いが聞こえライブであるとわかる。音質は非常にクリア! リヒテルが米国で活動できた期間は1960年10月~12月の僅か3か月だったにも関わらず録音した曲数は膨大となっている。常識外れの強行軍だったが、それをこなしたリヒテルはもはや超人といってよいレベル!

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