商品コード:1351-033[RCA] A.ルービンシュタイン(pf) / ショパン:スケルツォ1, 2, 3, 4番

[ 1351-033 ] Chopin, Rubinstein – The Chopin Scherzos


通常価格:¥ 3,850 税込

¥ 3,850 税込      

商品コード: 1351-033

作品名:ショパン:スケルツォ集(全4曲)/スケルツォ1番 ロ短調Op.20, スケルツォ2番 変ロ短調 Op.31 | スケルツォ3番 嬰ハ短調Op.39, スケルツォ4番 ホ長調Op.54
演奏者:A.ルービンシュタイン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:640 536
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---アズキ/銀RCA Victor外段, 12時方向に〇銀塗潰RCAロゴマーク, 6時にLIVING ▼33 STEREO(ラウンド銀文字), 3時にMade in France by AREA(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:640 .536 (LSC 2368), Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:K2RY 4061 R6/K2RY 4062 R6 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ), RCA規格フランス・ステレオ製造を示すK2RY***始まりレコード番号を含まないフランス型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1960年代スタンパーによる1963年頃の製造分, フランスのプレス専門の会社AREA s.aによるプレス, フランスに旧番号存在せず, アズキ/銀サークル2本線外段・センターホール上にLiving Stereo ストレート・ロゴのレーベル存在する(1960年分), これより古いフランス・ステレオレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(R1/R1が最古), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 米RCA音源の仏RCA制作AREAプレス, 工場:Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris, フランスでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル・タイプ】---折返表コートペラ, 6時に黒ベース帯上に3色カラー矢印◁ LIVING STEREO ▷, 1時に地色ベース□RCA Victor 黒□白〇RCAロゴマーク(白文字) , 表記されたジャケット番号:640 536 , Price Code:Artistique, , 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:3-63, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:5-60(フランスでは当ジャケットではない・年号違い), 製作:société RCA S.A, 印刷:Bouchet-Lakara. Paris., フランスには同一デザインだが裏年号5-60が存在する, フランスでのステレオ・オリジナル・タイプ, original type for stereo in Fr.
トピックス:1959年3月25・26日ニューヨーク・マンハッタン・センター (Manhattan Center, New York.)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:John Crawford , プロデューサー:John Pfeiffer, 米国では1959年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年モノラルがRCA:LM 2368にて初リリース, 1960年ステレオ:LSC 2368(SDレーベル)にて初リリース, 英国では1960年英RCA:RB 16222/SB 2095にて初リリース, ドイツでは1960年独RCA:LM 2368/LSC 2368にて初リリースと思われる, フランスでは1960年5月仏RCA:630 536/ 640 536(アズキ/銀サークル2本線外段・センターホール上にLiving Stereo ストレート・ロゴレーベル・当デザインジャケット・裏年号5-60入り)にてリリースされた→1963年頃同一デザイン・アズキ/銀RCA Victor外段レーベル・裏年号3-63のオリジナル・タイプジャケット入り(当アイテム)---と変遷する, これはフランスでの第2版の為安価としたがステレオ・オーディオファイルプレス!

商品詳細:1887年ポーランド生まれのルービンシュタインは、1906年から米国でコンサート活動続け、RCA社の看板ピアニストとして、多くのソロ・協奏曲・室内楽の録音を行った。その数は膨大。自身がレコード録音そのものに興味が大きかった事もあり、SP期から50年以上にわたって続け、ショパンは数回録音した曲が多い。その雄大だが、大味な所はアメリカ人に受け、ピアノから轟音を轟かせる数少ない一人だった。日本での評価は様々ながら、LSCシリーズのソロ録音は高音質でそれなりの人気がある。全3回中3回目録音である。SPで2回(1392年/1949年)録音があり、2回目の1949年分はALP 1136/FALP 147などで1950年代にLP発売されている。1959年の当録音がスケルツォ集の最後の録音となった。これらの録音時期にショパン作品を集中的に録音したが、何れも全曲録音には至っていない。最後のステレオ録音では前奏曲集が録音されなかったものの、バラード全集などが加わった。ルービンシュタインはショパンを得意とした割に、実際には全集完成と言うにはかなりの楽曲が残されたままだった。それらの中でスケルツォ全集は、夜想曲、マズルカ、ポロネーズとともに3回の録音を行った得意曲であったのだろう。この3回のスケルツォ全集を体験することでルービンシュタインの芸術の変遷を辿ることができる便利な録音となっている。特に1930年代の最初期録音は1959年とは全く別人ともいうべきスタイルで、もはや批評に困る演奏である。1949年の2回目で本人の黄金時代を感じることができる。豊かで安定した良い演奏である。そして1959年の3回目こそ意見の分かれる、一般に知られるルービンシュタインそのままの演奏である。指は恐ろしいほど早く動き、スポーツカーに乗っているようなスピード感が付いて回る演奏。ステレオ録音は3回目だけであり、そのステレオ効果が存分に味わえる演奏である。RCAが社の威信を掛けて開発したリヴィング・ステレオを売り込むにあたり、これほど適した演奏はないだろう。そのように自身のスタイルを変幻自在に変える能力が世界のトップに君臨できた理由かも知れない。一方でこのステレオ録音をただの音だけに拘った寒々とした心の通わないビジネスライクな物だと痛烈な批判も多い。確かにその批評は当たっている。売り手は新しいステレオを広める為に、戦後のショパンの演奏様式の規範として、学習者や若手のプロたちを通じて、祭り上げていったことは確かである。RCA社が過去の録音を自賛してモノラルの再版を売るはずがないのである。このスパイシーで曲芸師のごとき演奏をどう受け取るかは聴き手次第である。多くの音楽ファンがRCA社の宣伝に乗せられて、RCA社を潤したことは事実である。ある程度の経験や素養がないと、大手レーベルの真意を見抜くことは難しいだろう。全てを知った↑で最適な判断を下していただく為に我々はこの仕事をしている。レコード会社の受け売りは決してしない。ステレオ効果が絶大である点は真実である。

ルービンシュタインの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)