商品コード:1351-025[RCA] C.ミュンシュ指揮 B.ザムコヒアン(org)/ サン・サーンス:交響曲3番「オルガン付」
商品コード: 1351-025
商品詳細:ミュンシュ2回目、1959年4月5・6日ボストン・シンフォニー・ホールでの録音。ステレオはSB 2089(英国)/LSC 2341(米国/ドイツ)/640 531(フランス)。これはフランスで発売されたステレオヴァージョン。ステレオとはいえフランス人達が好む音質になっている。国民性とはそういうもの。米録音とはいえ、ミュンシュが振れば、本場の雰囲気が出てくる。当時文化輸入国アメリカの取った戦略は見事に当たり、RCAは繁栄を極めたがその音質はやはり米国人の好みに合ったものになっている。米国録音でも欧州レーベルで聴けば音質の点では心配はいらない。これはミュンシュの2回目録音で初回は1947年ニューヨークpo. E.ニース・ベルガー(org)と米COLUMBIAにモノラル録音があった。シャルル・ミュンシュ( 1891 - 1968)は当時ドイツ帝国領であったアルザス地方ストラスブールに生まれ、のちフランスに帰化した指揮者。1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の奏者となった。ゲヴァントハウス管弦楽団で1932年まで楽長のフルトヴェングラーやワルターの下でコンサートマスターを務める。ゲヴァントハウスではドイツ語でカール・ミュンヒ(Carl Münch)と呼ばれていた。1937年にパリ音楽院管弦楽団の指揮者となって1946年まで在任した。1949年にボストン交響楽団の常任指揮者に就任、1962年までその座にあって、数々の演奏を行った。1967年にパリ管弦楽団が組織された際には初代の音楽監督に就任し、数枚の録音を残して1968年に亡くなった為、晩年のエピソードは多い。モントゥーと並び米国で活躍したフランス人指揮者の一人として国際的な人気が高い。ボストン交響楽団とRCAに残した録音はどれも評価が高い。中でもサン・サーンス:交響曲3番は昔から名演として知られたレパートリーである。確かに洗練されたスタイルでスマートに疾走する演奏と高音質の組み合わせは大きな満足感を与えてくれる。ミュンシュの指揮者としての腕前に脱帽させられるドラマチックで痛快な演奏!
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