商品コード:1351-019[PHILIPS] イタリアQt. / モーツァルト:ハイドンセット(全6曲)/弦楽四重奏曲14~19番

[ 1351-019 ] Mozart, Quartetto Italiano Sechs Streichquartette Joseph Haydn Gewidmet


通常価格:¥ 13,200 税込

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商品コード: 1351-019

作品名:モーツァルト:ハイドンセット(全6曲)/弦楽四重奏曲14番K.387「春」, 弦楽四重奏曲15番K.421 | 弦楽四重奏曲16番K.428, 弦楽四重奏曲17番K.458「狩り」 | 弦楽四重奏曲第18番K.464, 弦楽四重奏曲第19番K.465
演奏者:イタリアQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:802 752-4 LY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in BOX
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白/銀4本線センターホール白, 枠内3時に33 1/3 Gravure Universelle, 枠内3時に銀文字でMade in France, 枠内6時にTrésors Classiques(白文字), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:802.752 LY/:802.753 LY/:802.754 LY, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:PHI AA 802 752 1Y 1 670 Ⓟ1967 13/PHI AA 802 752 2Y 1 670 Ⓟ1967 13---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPSステレオ製造を示すPHI AA***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A1A3/BMA3---以降省略, 再補助マトリクス:なし, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1960年代のスタンパーを用いた1967年頃の製造分, 赤白/銀4本線内溝センターホール白レーベルの最初期分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランス最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1Y1/2Y1が最古), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, PHILIPS音源の仏PHILIPS製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---外周4面黒クロス紙表紙箱, リブレット付, 10時に灰色ベース□Gravure Universelle 下に黄色ベース□Collection Trésors Classiques 下にSTÉRÉO MONO PHILIPSロゴマーク, 表記されたジャケット番号:802.752/3/4 LY, Price Code: なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが箱はフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A., 印刷:記載なし・フランス製 , フランスに単売はない, フランスでこれより古い箱存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル!】---1966年スイス・ La Chaux-de-Fondsでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1967年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:SC71AX 301(箱)/単売(839 604-6 LY)にて赤/銀3本線土手レーベルにて初リリース, フランスでは1967年頃箱のみ仏PHILIPS:802 752-4 LY(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, フランス盤は当社初入荷の希少タイトル, 英国ではバラで英PHILIPS:SAL 3632/SAL 3633/SAL 3634(アズキ/銀3本線レーベル)にて初リリース, 英国にハイドンセットの箱は存在しない(全9枚の全集箱あり), 1966-73年で全23曲+K.136-8を録音した, ハイドンセットがシリーズ最初の録音だった, オランダ/英国には単売(839 604-6 LY)存在する, 蘭/仏にアズキレーベルは存在しない, 英国単売より安価!

商品詳細:1966-73年にイタリアQt.がPHILIPSに録音したLP9枚の全集は、これからもステレオの全集としては歴史に残る名演として語り継がれるだろう。1950年代のキリリと整った少々厳格なスタイルからいち早く転換、ラテン的な明るく屈託のないアポロン的モーツァルトを聴かせてくれた最初の全集だった。イタリア人本来の感性がこれ。1966年ハイドン・セットから録音・発売。その後の6枚は全て6500…。1980年解散(実にイタリア人的理由)。この箱は、この名演を安価に聴く絶好の機会。イタリア弦楽四重奏団の歴史は古く、1945年にはイタリアでデビュー。1980年に解散するまで35年間同一メンバーで活動を続けた。当初、新イタリア四重奏団と名乗っていたが1951年「新」を落としイタリアQt.とし、固定メンバーとなった。第1Vn:P.ポリチアーニ、第2Vn:E.ペグレッフィ(1953年ポリチアーニの妻となる)、Va:P.ファルーニ、Vc:F.ロッシ。彼らの録音歴も長く、イタリア・ドゥリアムのSPから始まる。LPは英DECCAからスタート。名演で知られるバヴィエトンとのK.581もこの時期。1953年から英COLUMBIAに移籍。1965年にPHILIPSへ移籍となる。ここで彼らはモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンの全曲録音に取り掛かる。1966年イタリアQt.は真っ先にこの「ハイドン・セット」から着手、1973年に全23曲が完結し、バラと箱で発売した。元々全曲録音を予定していたのか不明だが、この成功により確実に全曲録音への道筋が開けたとみて間違いない。全集にはK.136-8も含まれており、モーツァルトのSQ全集では今もってズスケQt.と双璧の全集だろう。モーツァルトの23曲ある弦楽四重奏曲の内、ハイドン・セットと呼ばれる曲は通し番号14番~19番までの6曲(K. 387、K. 421、K. 428、K. 458、K. 464、K. 465)である。まとめてフランツ・ヨーゼフ・ハイドンに献呈されたので、このように総称される。モーツァルトが2年あまりを費やして作曲した力作であり、古今の弦楽四重奏曲の傑作として親しまれている。出版前、1785年1月15日と2月12日に、モーツァルトはハイドンを自宅に招き、この6曲の全てまたは数曲を披露している。その際自らヴィオラを弾いたと伝えられる。モーツァルトはハイドンが完成させた『ロシア四重奏曲 作品33』(6曲)の重要性を認め、自らも新たな弦楽四重奏曲の作曲を決意する。そして2年あまりを費やし、「ハイドン・セット」6曲を完成させた。初演奏会に招かれたハイドンはそこで感銘を受け、父レオポルト・モーツァルトに最大級の賛辞を述べ、その才能を激賞した。イタリアQt.のこの録音は、ラテンの一言では片づけられない歌い回しと明るい音色。縦横の線が美しく絡み合うアンサンブル、ベル・カント的表情は他者が真似のできない領域にまで達しており、唯一無二のスタイルといって過言ではない。国籍を超えた美学で彼らのモーツァルトが色褪せることはないだろう。

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