商品コード:1351-011[ERATO] M.コルボ/ バッハ:ヨハネ受難曲B.245(全曲)
商品コード: 1351-011
商品詳細:ヨハネは1977年録音。ミッシェル・コルボ(1934年スイス生)はF.ヴェルナー亡き後、ERATOの宗教曲部門を一身に背負った。1961年ローザンヌ声楽及び器楽アンサンブルを創設。モンテヴェルデイ、フォーレのレクイエム等は特に人気が高い。コルボは古楽器スタイルには目もくれず、ヴェルナーが築き上げた仏独融合の伝統スタイルを更に磨き上げ進化させ、スケールアップを図った。ERATO社の志向そのもの。スケールダウンしがちな'70年代をボリュームアップした内容!ミシェル・コルボ( 1934- 2021)はスイス、フリブール州マルサン生まれ。地元フリブールの音楽学校で声楽と音楽理論を、リボーピエール学園で作曲を学ぶ。1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを創設し、その指揮者に就任、ローザンヌ室内o.などと共に積極的に録音活動や演奏旅行をこなしてきた。リスボンのグルベンキアン管弦楽団ならびにグルベンキアン合唱団とも共演を続けて、ジュネーヴ音楽院では教壇に立っていた。とりわけモンテヴェルディやフォーレの録音の他、バッハの受難曲の上演は国際的に知られていた。そのコルボも2021年9月2日、心不全のため87歳で亡くなった。1989年に初来日。音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にも度々出演した。ERATOは1970年代に入るとフリッツ・ヴェルナーに代わる合唱指揮者としてミシェル・コルボを全面に推し、世代交代を図った。ERATOではそれまであまり録音をしてこなかったバロック/ルネッサンス期の作品を幅広く録音して世に出す目的でコルボを重用することになる。G.ガブリエーリ:サクレ・シンフォニエ集などもERATOでは初の録音となり、ERATOはフランスにおける古楽のトップ・レーベルとしての地位を保つことができた。コルボは特にスイス、ローザンヌとポルトガル、リスボンに2つの本拠地を有し、作品により使い分けるという、これまでにない録音を実現した本格派の合唱団指揮者である。1970年代の宗教・合唱団作品はコルボなしには成し得なかったといってよい。ヨハネ受難曲の入荷は非常に少ない希少タイトル!
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