商品コード:1352-059[CALLIOPE] M.ドロビンスキー(vc)/ フランス・近代Vcソナタ集/マニャール, プーランク
商品コード: 1352-059
商品詳細:アルベリク・マニャール(1865 - 1914)はフランス・パリ生まれの作曲家。作風に共通点はほとんどないにも関わらず、コラールが用いられているというだけの理由から、熱烈な支持者が「フランスのブルックナー」と呼ぶこともある。パリ音楽院で、作曲をジュール・マスネに師事する。ヴァンサン・ダンディと親交がある。チェロ・ソナタは1曲だけで1910年の完成。古典的な作風で、聴きやすい。4楽章形式。近年ではピアノ三重奏曲とともにチェロ奏者のレパーリーに定着している。19世紀作品としてはラロ、ラヴェルらとともに知られるようになってきた。プーランク(1899- 1963)のチェロソナタは1948年の作品でピエール・フルニエへと献呈された。フルニエの助言により完成した。初演は1949年5月18日にサル・ガヴォーにおいて、プーランクのピアノ、フルニエのチェロにより行われた。4楽章形式でマニャールのチェロ・ソナタの影響が指摘されているがそれを超える美しい作品。ゆったりしたテンポで瞑想的な部分が多く、マニャールより聴きやすいかもしれない。珍しいフランス近代チェロ・ソナタ集。チェロ奏者のマーク・ドロビンスキー(不明)はアゼルバイジャンの首都バクー生まれ。モスクワのチャイコフスキー音楽院でムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事。ミュンヘン国際コンクールで第1位を獲得。グネーシン音楽院で教鞭を執り、1974年にソ連を離れイスラエルに渡り、最終的にパリに定住した。マルタ・アルゲリッチ、ミーシャ・マジスキー、リリヤ・ジルベルスタイン、パトリス・フォンタナローザらとの共演がある。楽器は1748年製イタリオのカルロ・アントニオ・テストーレを使っている。ロストロポーヴィチ譲りの朗々としたスケールの表現が特徴で音色も良い。近代作品を得意都とし、マルタ・アルゲリッチ音楽祭に参加するなど国際的な活躍を見せる。録音は少ないが一流のチェロ奏者である。
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