商品コード:1352-057b[CALLIOPE] R.J.ブール(vc) / ヴィエルネ:Vcソナタ, ラロ:Vcソナタ, ショーソン:VcとPfのための小品
商品コード: 1352-057b
商品詳細:1933年ドイツ生まれのチェリスト。CALLIOPEが最初の録音?大変スケールの大きい大胆な音を出すチェリストで、低い方もかなり出るようだ。何より音色が太く低く、チェロらしい音だ。1970年代としては、大変魅力のあるチェロの音である。ここでは、普段あまり耳にしない曲が多いのだが、ラロ、ショーソンは親しみを持って聴ける。またA面のVIERNEのソナタもなかなか楽しめる曲。1972年の録音、プレス!CALLIOPEに於けるチェロ演奏はアンドレ・ナヴァラの存在が非常に大きい為、有名では無いチェロ奏者のLPは軽んじられる傾向にあるが、このチェロ作品集はナヴァラが手掛けていない曲を録音していて、その芸風もスケールが大きく、無視できない大物奏者である。ラインホルト・ヨハンス・ブール(1933-2021)はドイツ・マンハイムの生まれ。10歳でチェロを始め、1945年から1952年までマンハイムでマルゴット・グットブロートに師事し、15歳で初めての主要なコンサートで成功を収めた。 1953年から1956年までマンハイム音楽アカデミーでアウグスト・アイヒホルンとハンス・アドマイトに師事し、1956年に国家試験に合格した。同年、エンリコ・マイナルディのマスタークラスに参加。彼のチェロ演奏の技術的および音楽的ルーツは最終的にマイナルディの影響が大きいと考える。1957年ミュンヘン国際音楽コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクールで入賞した。またクラニヒシュタイン音楽賞を授与された。西ドイツ放送協会(WDR)のソリスト協会カペラ・コロニエンシス会員で、ギュンター・ケールが創設したマインツ室内管弦楽団のソロチェロ奏者。また1968-96年バイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者。マインツ国立音楽大学チェロ科主任であった。ブールは室内楽と独奏作品、DGG、フィリップス、VOX、ハルモニア・ムンディ、FSM、カリグ、カリオペ等に録音がある。ここではフランス系チェロ作品3つを録音。
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