商品コード:1352-049[MERCURY] J.シュタルケル(vc) G.シェベーク(pf) / ブラームス:Vcソナタ1番, 2番

[ 1352-049 ] Brahms / Janos Starker, Gyorgy Sebok – Sonatas For Cello And Piano


通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1352-049

作品名:ブラームス:Vcソナタ1番Op.38 | Vcソナタ2番Op.99
演奏者:J.シュタルケル(vc)G.シェベーク(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:MERCURY
レコード番号:130 583 MLY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面10時に微かに~極小55+小~極小13+極小25回出る1cmのスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----赤白/銀4本線センター白, 外周5mmの低い土手, 枠内3時に銀色でMade in France, 33 1/3 Gravure Universelle, Trésors Classiques, グルーヴガード厚手, Price Code:Ⓐ , Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:MER AA 130 583 1Y 380/MER AA 130 583 2Y D1 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), MERCURY音源のPHILIPS製造を示すMER AA***で始まりレコード番号を含むフランス型専用スタンパー使用, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, 補助マトリクス:A4/A2, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1966年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスでHI-FI STEREOレーベル存在せず, 赤/銀3本線外溝/2重内溝レーベル存在せず, フランスでこれより古いステレオレーベル存在せず, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, フランスにモノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviers.の技師(米国とは異なる), MERCURY音源の仏MERCURY制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----三方開両面厚紙背黒布貼, 11時に灰色ベース□Gravure Universelle 下に黄色帯にCollection Trésors Classiques 下に灰色□楕円MERCURYロゴマーク, 1時にSérie Musique de Chambre, レコードホルダーに蓋つき(PHILIPSの型押付き), 表記されたジャケット番号:130 583 MLY, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒布背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷: Imprimerie S.P.P. Pairs, 上部にLiving Presence STEREO 35 MMが表記されたジャケット存在せず, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1964年6月25-26日ロンドン・Watford Town Hall, outside London・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Robert Eberenz, プロデューサー:Harold Lawrence, 編集/カッティングマスター:George Piros(Fine Recording Studio A), 米国では1965年Mercury Record Productions, Inc.によりコピーライト登録・同年MERCURY:MG 50392/SR 90392 (アズキ/銀浅中溝レーベル・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース, フランスでは1966年頃ステレオのみ仏MERCURY:130 583 MLY(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, J.シュタルケル(vc)G.シェベーク(pf)は1959年に Eratoに旧モノラル録音がある, MERCURYの2回目録音と混同されやすいので注意が必要, 他欧州では蘭PHILIPS:838 432 LYでリリース, 英国WRC:演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:米MERCURY録音の仏発売分。おそらく派手さにおいては、米プレスに譲るとしても、音楽性の高さではこちらが圧倒的に上。仏プレスは単に音の角を取り丸くしたわけではない。スリリングな音のエッジはきちんと残し、そこにフランスというフィルターを通してある。米SR盤は一聴、驚きを感じるが、それでは音楽に入っていけない。これを聴いていただければ解かる。シュタルケルのブラームスを最も感じることが出来るプレスと信じる!フランスではステレオのみの発売と思われる。1959年二人はERATOにモノラル旧録音を残していて、それとの混同を避けるためと思われる。これは1964年ロンドンでの録音で編集/カッティングは米国のマンハッタンにあるMERCURY専用スタジオのFine Recording Studioで行われれいる。MERCURYはLiving Presence STEREO 35 MM録音方式で高音質レーベルとして一世を風靡したが、1960年代初めのころより、膨大なコストがかかる映画用35mmフィルムによる録音を続けたお蔭で経営状況が悪化していった。通常の音楽用テープは幅6mmに対し映画用35mmフィルムはその5倍以上の幅があり、映像を記録できる容量を持つ。それを音声だけに使うわけであるから、オーバークオリティなのであるが、その効果は凄まじく、結局、欧州のレーベルは使うことがなかった。映画産業が発達した米国だからできた芸当である。しかも当初米国のミネアポリスで録音していたうちはそう経費は掛からなかったが、ロンドンでの録音が多くなり、録音経費は当初の何倍にも膨れ上がっていった。結局1961年にフィリップス・レコードに買収されてしまうが、レーベルの売りとなっている35mmフィルム録音をやめることも出来ず、まずはコストのかかる管弦楽曲から室内楽へのシフトが始まったのがこの時期である。そこでシュタルケルの出番となる。1963年にバッハの無伴奏チェロ組曲スタート、翌1964年に二人にとって2回目となるブラームスのソナタが録音される。しかしこの方式も親会社PHILIPSからの圧力で1965年には終了してしまう。この録音はその35mmフィルムの最終期の録音の一つ。米国ジャケットにもその表示はないが、そう信じられる程の高音質録音。この録音が果たして35mmフィルム録音であったかは不明だがリヴィング・プレゼンス・シリーズの一つである。MERCURYがシュタルケルに命運を託して行った録音であることは疑いのない真実だろう。自然体でスムース、力みの抜けた枯れた味わいが見事なブラームス!

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