商品コード:1352-027n[MELODIYA] G.ギンズブルグ(pf) / リスト, P.ルジツキー, F.ゲルター, ロッシーニ, グノー
商品コード: 1352-027n
商品詳細:グレゴリー・ギンズブルグ(1904-1961)はフェインベルク、タマルキナなどと並ぶゴリデンヴェイゼルの直弟子である。1927年第1回ショパンコンクールで4位(優勝はオボーリン)。ショスタコーヴィチは出場したが入賞を逃した。ギンズブルグは卓越した技巧の持ち主ながら強い芸術への理念を持っていた。専門家からの評価は高いが、録音は少なく、一般には正しい評価を受けていない。同時代のピアニストと比較し理知的であり、グリーグを得意とした師ゴリデンヴェイゼルよりクールな印象。初期のショパン弾きとして名を馳せた。しかしこういう類いの曲は下手をすると単なる技巧自慢、曲芸自慢に終わってしまう危険をはらんでいる。だから経験の浅い若手が選ぶべきではない作品なのだ。そこはさすがロシアの重鎮クラスのギンズブルグならば聴ける安心感がある。よく指が回るという凄さだけでは2回目が聴いてもらえない。そこに常人を超越した芸術が無ければならない。このLPにはさすがと思わせる小手先ではない永遠不滅の確かな技術と表現がある。工夫を凝らした先にあるものではない。ピアニストの土台となる基本が完成の域に到達し、気品に変化するピアノがここにある。派手さは全くない。むしろ地味である。しかし何度も聴きたいと思わせる上手さがある。これが完成された芸術と呼べる境地なのだろう。このLPは1948-1954年のモノラル録音で、P.ルジツキーやロッシーニの作品を自身で編曲したものも含まれる。全体がサロン音楽といえる、優雅な雰囲気を湛えており、ヴィルトゥオーゾとしての舞台ピアニストのあるべき姿を示している。アカデミズムよりエンターテインメント性を重視した内容のLP!
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