商品コード:1352-026n[MELODIYA] G.ソコロフ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ27番, 32番

[ 1352-026n ] Beethoven, Grigory Sokolov – Live Recordings Of Grigory Sokolov = At ​​Grigory Sokolov's Concerts


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商品コード: 1352-026n

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ集/Pfソナタ27番Op.90, Pfソナタ32番Op.111--1.Maestroso. Allegro Con Brio Ed Appassionato-- | --2.Arietta. Adagio Molto Semplice E Cantabile
演奏者:G.ソコロフ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:A10 00595
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---白/黒ゴシック, CTEPEO ○○33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-88, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр-2, Price Code:2-25, Год выпуска(発行年):1990, スタンパー/マトリクス:A10 00595 1-1 DMM/A10 00596 1-1 DMM (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 1990年代のスタンパーによる1990年頃の製造分, DL/SLレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 旧ソ連での最古レーベル・最厚プレス世代である, ГОСТ 5289がある場合ГОСТ 5289-88が最初(当盤), 更に古いマトリクス存在せず(1-1/1-1が最古・希少), モノラル存在せず, RIIAAカーヴである, 露語表記の国内仕様, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプレレフスキー工場製作, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), 2時に黒ベース□Mマーク MELODIYA 枠下にЦЗ DIGITAL, 表記されたジャケット番号:A10 00595 003, Price Code:Цена 1 руб. 50 коп, 背文字:あり(黒色・白背景), ⓅなしⒸ1990, 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt. 11-8 Зак.120-Tirazh-7000, , 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, これより古い世代は存在しない, オリジナル世代, original generation
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---ソナタ27番:1987年5月6日レニングラード・Leningrad Academic Glinka Capellaでのデジタル・ステレオ・ライブ録音, ソナタ32番:1988年3月26日レニングラード・Grand Hall of Leningrad Philarmonia・でのデジタル・ステレオ・ライブ録音, 録音技師:G.Tses, プロデューサー:K.Ivanova, 1990年MELODIYA:A10 00595(当装丁)にて初リリース, これは旧ソ連での初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル, ソコロフのMELODIYAでのLP最後期(2枚ある)の1枚!・もう1枚はA10 00579(バッハ/ブラームス/シューマン・1987/1988年レニングラード・ライブ), デジタルだが超希少なソコロフのライブ録音

商品詳細:G.ソコロフの最後を飾るレコードである。ソコロフはレニングラード出身の現ロシア最大のピアニストで、チャイコフスキー・コンクールでは若干16歳にして審査員全員一致で優勝するなど逸話も多いカリスマ的な存在である。当盤は彼の最後のLP録音に相応しいベートーヴェンの最後のソナタ(32番)である。ライブ録音ならではの独特の空気感に加えて、天国的な世界観を持つ2楽章を、22分に及ぶ一音一音を確かめるように織り成した哲学的演奏である。27番も名演で稀少! グリゴリー・ソコロフ(1950-)はレニングラード生まれのピアニスト。レニングラード音楽院において、7歳のときレアー・ゼリフマンに、その後はモイセイ・ハリフィンに師事した。ハリフィンはレニングラード音楽院のニコラーエフの高弟サフシンスキーの一番弟子であり、レコードこそないがソコロフが世に出たことで突然その名前が知られることとなった教育者である。近年当社でも期待の大物としてコマリョフの紹介を行った。コマリョフもまた数少ないサフシンスキーの弟子の一人で多少時期はずれるがハリフィンはコマリョフと同門である。レニングラード音楽院系は規模の大きなモスクワ音楽院系と比較すると人材も限られるが、その少数の中に二人の注目すべきピアニストが現れたことは特筆すべき事実である。すなわちニコラーエフ→サフシンスキー→ハリフィン→ソコロフというロシアの中でも外れのマイナーなラインである。勿論ニコラーエフの直弟子にはユーディナ、ソフロニツキー、セレブリャコフ、ペレリマンなどの超大物がひしめく優れたスクールであるが、今まで大物たちの陰に隠れてその名前さえ知らなかったモイセイ・ハリフィンの弟子たちがレコードの世界で大きな注目を集めることになるとは誰が予想できただろう。ソコロフは1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、審査委員長のエミール・ギレリス以下、審査員の全員一致で金メダルの授与が決定されたことによって国際的な注目を浴びた。国外で演奏旅行を行うことが滅多に許されなかった為に、西側では名前だけが知られた存在だった。1990年代になってようやく西側に出て、ニューヨークのカーネギー・ホールやウィーンの楽友協会ホールにおける演奏などで、しばしば批評家の熱狂的な賛辞を勝ち得てきた。レパートリーは非常に幅広いが、特に日本ではバッハ弾きとしての名声が高い。1982年ゴルトベルク変奏曲のライヴ録音(2枚組)は一時4万円を超える高額LPとなった。スクールでは若手だが優勝当時、新聞はこう書いている--「若いソコロフのピアニズムは、いわば"神から生まれた"純粋で角の取れたもので、大変粘着力に富んでいる。この音楽家の内面世界は調和がとれた明るく平静なものだろう」---(ロシアピアニズムより)。ここで新聞は確信をついた言葉を発している。純粋で角の取れた--調和がとれた--ソコロフのスタイルはこの2つに集約できる。およそ年齢に似合わない明るく平静な音楽なのである。これがソコロフが熱狂的な支持者を多く持つ理由だろう。透明感のある音色を保ったままの迫力は聴きもの。ベートーヴェンでもグールドに匹敵する革新的ピアニズムを聴かせる。全く曖昧さの欠片すら見えない打鍵には特別な才能を感じる。痛快で驚きのベートーヴェン。ライブということでスタジオでは見せない疾走感を見せる。テンポの急変があり、起伏の激しい激情型の珍しい感情の吐露を表出した演奏!

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