商品コード:1352-016[ERATO] G.ジャリ(vn) J.J.カントロフ(vn) S.コロ(va)/ モーツァルト:Vn協奏曲全集

[ 1352-016 ] Kamerorkest Jean-Francois Paillard, Mozart ‎– De Vioolconcerten Gerard Jarry


通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      

商品コード: 1352-016

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲全集/Vn協奏曲1番K.207, Vn協奏曲2番K.211 | Vn協奏曲5番K.219, Vn協奏曲3番K.216 | Vn協奏曲4番K.218, Vnのための協奏曲風ロンド ハ長調K.373, Vnのためのアダージョ ホ長調K.261, Vnのためのロンド 変ロ長調K.269 | VnとVaのための協奏交響曲K.364, 2VnのためのコンチェルトーネK.190
演奏者:G.ジャリ(vn)J.J.カントロフ(vn)J.F.パイヤール指揮ジャン・フランソワ・パイヤール室内o. J.J.カントロフ(vn)J.シャンボン(ob)A.クルモン(vc)--(K.190のみ参加), S.コロ(va)--(K.364のみ参加)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STU 71026-9
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records in box
評価/レコード:8/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面4時に極小2回出る点, 第3面6時に極小~微かに21+27回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紫白/黒Σ狭内溝, 3時にGravure Universelle 下にMede in France(横黒文字), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:ERA 71026 LPL 4743 1Y 380 CIDIS/:ERA 71026 LPL 4743 2Y 380 CIDIS---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・ERATO/仏PHILIPSタイプ), ERATO録音ステレオ製造を示すERA***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A4/A4---以降省略, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスター:がC.I.D.I.S. Louviersを示す, CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた, 1970年代のスタンパーを用いた1977年頃の製造分, 旧番号存在せず(バラもなし), 紺白Σ竪琴レーベル存在せず, 青/白Σ土手レーベルの存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO制作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---外周5面黒クロス紙表コート箱, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:STU 71026 ǎ 29, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・黒背景), Ⓟ1977Ⓒなし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques.S.A., 印刷:Imp. Contensin. Paris, 供給:RCA Fr., 旧番号・単売存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1977年又はそれ以前のパリでのステレオ録音, 録音技師:Peter Willemoes, プロデューサー:Carl de Nys, 日本コロムビアとの共同製作, 1977年Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:STU 71026-9(当装丁)の4枚組の箱でのみ初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 日本側での発売はDENON:OX-7***でバラ発売と思われる(PCM ヨーロッパ録音シリーズ), 日本コムビアは資本参加と発売権確保が目的と思われる, フランスでは箱のみ発売・単売なし, ジャリの明るい音色が冴える知られざる超名演, これ一つで終わっても悔いのない圧倒的モーツァルト的スタイル, 1977年初リリース・オリジナル, 非常に入荷が少なく単売がない為知られていない, 同時代に他のレーベルでも全集録音があったがこれが断トツの演奏, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:1977年初出のVn協全集。日本コロムビアとの共同制作になる。Vn協1~5番まで5曲、K.364(S.コロ(va))、K.190コンチェルトーネ(J=J.カントロフ(vn))他にロンド2曲、アダージョ1曲と、Vnとオケの全ての曲を収録。'50年代前半モノラル期から活躍し、フランスVn界の歴史を見るようなジャリの集大成の一つと言える。単発は存在せず、箱のみ発売された。レアな箱。いかにもフランス的で鳴らし過ぎず、香り高く洒落っ気をもってこの時期最高レベルのモーツァルトが聴ける。これまで複数のモーツァルト:Vn協奏曲全集はあったが、全集物でソロがここまで良いものは今までなかった。ジェラール・ジャリ( 1936- 2004)はフランス・シャテルロー生まれ。アンドレ・プロフィトにヴァイオリンを学んだ後、パリ音楽院でルネ・ベネデッティにヴァイオリン、ジョゼフ・ベンヴェヌティに室内楽を学んだ。1951年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。1959年にセルジュ・コロ、ミシェル・トゥルヌと共にフランス弦楽三重奏団を結成し、ベッツィー・ジョラスの四重奏曲Ⅱ、ジュゼプ・メストレス・クアドレニの三重奏曲、シャルル・シェーヌの《サッフォーの四つの詩》、ヤニス・クセナキスの《イコール》などの初演を手掛けた。オーケストラ・メンバーとしては、1960年から1971年までパリのオペラ=コミック座のコンサートマスターを務め、1969年からユゲット・フェルナンデスの後任としてパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターとなった。1984年から2002年まではイル・ド・フランス国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた。また教育者としても後進の指導にあたり、1971年から2001年まで母校のパリ音楽院で教鞭も執った。2004年、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏サン=テリフ(Saint-Éliph)にて没。1954年1月に発売された仏COLUMBIA:FCX 222はジャリが19歳でデビューしたLPであり、当時から話題のヴァイオリン奏者であった。その後ジャリは順調に活躍を続け、音色には更に磨きがかかった。この弦の音は簡単に出せるものではない。ツヤがあり輝きに包まれた紛れもない超一流のヴァイオリン奏者である。この美音で聴けるモーツァルト:Vn協奏曲全集のなんと贅沢であることか! グリュミオーとはまたタイプの異なる繊細な美音である。これだけのレベルの演奏が箱でしかで出ていないあたりに、このレコードの価値が未だ見過ごされている理由があるのだろう。極端な話、この箱が一つあれば他にモーツァルト:Vn協奏曲のレコードは無くてもよいと思えるほどの内容である。装丁は普通だが、何処にでもある全集箱とは一線を画す!

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