商品詳細：エドゥアルト・エルトマン(1896-1958)は、ラトビア出身バルト・ドイツ人家系のピアニスト、作曲家。'20～'30年代初頭のドイツでは主要作曲家として注目され、ピアニスト、教師としても評価を受けていたが、ナチスの圧迫によりケルン音楽院教授を辞職へ追い込まれ、作曲活動も実質何も出来なくされていた。戦時中はピアニストとして活動を続け、戦後'50年代にハンブルク高等音楽院のピアノ科教授に就任。ここには戦時中の20番、戦後の21番など、'40～'50年代の異なる時期に録音されたものが収められている。前へ前へと強い意思をもって推し進められる熱量、その烈しさに圧倒されるが、特にシューマンでは、彼のロマンティシズムが作品とマッチし、面白い化学反応が起きている。(KT)

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