商品コード:1354-059[HM] W.クリスティ/ M.A.シャルパンティエ:声楽作品集 [長岡鉄男 外盤A級No.149]
商品コード: 1354-059
商品詳細:長岡鉄男 外盤A級セレクションNo.149。筆者は、はなからそのような類は眼中にないが、物には相場というものがあるので、当社だけ完全な無視を決め込む訳にもいかない。Harmonia Mundiが1970年代より力を入れた古楽シリーズの一つである。長岡鉄男外盤A級セレクションはオーディオ界隈ではそれなりの存在感があるらしいので、聴いてみた。当盤の録音は1981年で同年に発売をみている。Harmonia Mundiの別のシリーズより特別に音質が優れているかは不明だが、このシリーズは全体に音質が良いのは事実である。1981年といえば、大手レーベルではもっと薄っぺらい音質になっており、Harmonia Mundiの音質は時代を考慮すると当時のトップランクといって過言ではない。では音楽的内容はA級セレクションの基準となっているのだろうか? 筆者の印象では一切関係なしが結論である。ではA級セレクションから離れて当LPの評価であるが、第一に音楽そのものに興味がどうであるか、という一点に尽きる。興味のない音楽にお金を使う必要は全くない。ではシャルパンティエの声楽作品に興味がある方に取っては、「我らの主イエス・キリスト生誕のパストラル」は1950年代モノラル期からDF等に録音がある。だが録音は決して多くはない。盤質や金額の点で1981年のプレスで音質が良ければそれに越したことはないだろう。マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643 - 1704)ははフランス盛期バロック音楽を代表する作曲家。フランス宮廷とほとんど関連を持たず、現代になって重要性が再認識されたため、生涯や経歴に不明な点が多い。遺された作品では、特に宗教音楽を重要視されている。フレンチ・バロックを知る上で重要な作曲家である。このLPの良い部分は時代考証がしっかりなされていて、歌手陣、特にソプラノ歌手数人は実に澄んだ美しい声であり、1950年代ではありえないキャストである。合唱の美しさも特筆である。全体のクオリティは非常に高いものがある。指揮のウィリアム・クリスティ(1944-)はアメリカ生まれのフランス人指揮者、チェンバロ奏者。バロックと クラシック音楽のレパートリーの専門家であり、アンサンブル「レ・ザール・フロリサン」の創設者でもある。1971年にはフランスに移住しフランス国籍を取得した。レ・ザール・フロリサンは1979年マルク=アントワーヌ・シャルパンティエの同名オペラにちなんで名付けられ設立。ウィリアム・クリスティは同楽団でシャルパンティエの世界初演を多く残している。シャルパンティエ作品では一家言持った指揮者である。
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