商品コード:1354-052[HM] C.ボナルディ(vn) S.ビリエ(pf) P.ブーフィル(vc)/ ラヴェル:Pfトリオ, Vnソナタ
商品コード: 1354-052
商品詳細:クララ・ボナルディ(1937-2006)はフランス・ナンシー近郊のドンバースレ・シュル・ムルト生まれのヴァイオリン奏者。ナンシー音楽院でヴィタル・ラハナに師事。その後パリ国立高等音楽院でルネ・ベネデッティに師事。ジョセフ・カルヴェのクラスで室内楽のレッスンを受け、カルヴェQt.のリーダー、ジョゼフ・カルヴェにも学ぶ。1963 年ミュンヘンで開催されるARD 国際音楽コンクールで優勝した。1963年からピアニストのシルヴェン・ビリエとデュオを組み、シューマン、バルトークなどを演奏、Harmonia Mundi、ARIONに録音している。1980 年、彼女はオーストラリアで 20 以上のコンサートを行う非常に重要なツアーで高い評価を受ける。二人は仏IBACHレーベルにシューベルトのVnソナタ全集も録音し、これは当社でも非常に高い評価を得ている。彼女の澄んだ音色が曲に品格を与え、聴くものを魅了する。大袈裟でない表現にはフレンチスピリットが感じられる。丁寧かつセンスの高い演奏。彼女の録音は迷いなく全て選んでも失敗はないと信じる。ボナルディはHarmonia Mundiにも1962年頃から多くの録音を残している。ARIONでは全部で4点のLPが発売されている。ボナルディはARIONが専属だったわけではないが、新進気鋭の女性ヴァイオリン奏者に録音をオファーしていたARIONはHarmonia Mundiでの活躍を見て、ボナルディの録音を加えたいと思ったのだろう。1973年頃から1980年頃までHarmonia Mundiと平行して在籍していた。ここではラヴェルのピアノ・トリオとヴァイオリン・ソナタの2曲を録音。ピアノはバルトークのヴァイオリン・ソナタでも共演。ボナルディは非常に澄んだ音色の持ち主でどの音域でも同様の音色を保てる技巧派である。決して濁ることのない美しい音とデリケートな表情がボナルディの魅力だろう。
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