商品コード:1354-045[HM] J.コッホ(バリトン) U.コッホ(va) R.J.ブール(vc) / ハイドン:バリトン・トリオ集

[ 1354-045 ] Haydn – Trios Pour Baryton


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商品コード: 1354-045

作品名:ハイドン:バリトン・トリオ集/バリトン・トリオ第44番 ニ長調Hob. XI:44, バリトン・トリオ第70番 ト長調 Hob. XI:70 | バリトン・トリオ第60番 イ長調 Hob. XI:60, バリトン・トリオ第45番 ニ長調 Hob. XI:45
演奏者:J.コッホ(バリトン)U.コッホ(va)R.J.ブール(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:Harmonia Mundi
レコード番号:HM 30622
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---濃緑/金逆内溝, グルーヴガード厚手重量, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:確認できず/レーベル側に食い込んで判読不能 (ラウンド小文字マトリクス・仏Harmonia Mundi/仏PHILIPSタイプ), 仏Harmonia Mundi製造を示すと思われる専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 旧番号存在せず, 1960年代のスタンパーによる1962年頃製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, フランスではステレオ未発売と思われる, RIAAカーヴである, 仏Harmonia Mundi音源の仏Harmonia Mundi制作仏プレス, 工場:Société Phonographique Philips, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, リブレット付き, 5時に黒ベース□Promotion(地色抜き), 表記されたジャケット番号:622, Price Code:Ⓡ, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Harmonia Mundi France, 印刷:記載なし・フランス製, プロモーション用ジャケットらしい, これより古いタイプ存在しない, オリジナル, original
トピックス:1961年頃モノラル/ステレオ録音, 録音場所不明, 録音詳細不明, 1962年頃Harmonia Mundi s.aによりコピーライト登録・同年独/仏Harmonia Mundi:HM 30622(フランスでは当装丁)にて初リリースと思われる, これはフランスでの初年ドリリース分オリジナルと思われる, ドイツでも同一番号・金/濃緑レーベル(表面隆起の因子含む)にて初リリース, ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のヨハネス・コッホが本物のバリトンを使って演奏したハイドンのバリトン・トリオ集, これ1枚のみの録音と思われる, フランス/ドイツではモノラルのみ発売と思われる, 1969年米RCA:VIC-1425/VICS-1425でステレオも発売された, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:バリトン・トリオはハイドンしか作曲しなかった分野といえる。弦楽器の一つであるバリトンはヴィオラ・ダ・ガンバと似た擦弦楽器であり、ネックにフレットを備え、6本ないし7本のガット弦が張られるが、さらに9本から24本の金属の共鳴弦(主に12本)を持つ。共鳴弦はガット弦の振動に共鳴して鳴り、さらに左手の親指で弾いて演奏される。オーストリア、南ドイツ、東欧の一部で18世紀末まで用いられたが、演奏するのが非常に難しく、また調律も難しい為に廃れ、今日では演奏される機会は稀である。ハイドンが、彼のパトロンであり、この楽器を嗜んだエステルハージ侯爵の為に書いた175曲がとりわけ知られる。ハイドンが作曲した175曲の内126曲は、ヴィオラ、チェロ、バリトンの三重奏である。これらの曲は1766年から1775年にわたって書かれた。 エステルハージ侯が愛用していたバリトンは、バスのヴィオラ・ダ・ガンバのように調律されていたらしい。クラシック音楽界での古楽の復興運動によりバリトンは復元・演奏されるようになった。しかしヴィオラ・ダ・ガンバで代用されることが大半である。楽器自体が希少な上に演奏には特別な技術が必要となる。ヨハネス・コッホ (1910 - 1973) は、ドイツの古典的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者であり、ハンブルク音楽大学および劇場の教授であった。彼はエヴァ=ジュリアン・ガーシュタインと結婚していた。レオンハルトと録音したバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集が有名だが、古楽奏者であり古楽器収蔵家でもあるヨハネス・コッホ はこの録音に際して、本物のバリトンを演奏してるようである。ヴィオラ・ダ・ガンバと似たような音だが、より渋い音色かもしれない。ハイドンのバリトン・トリオはバリトン、ヴァイオリン、チェロ(及び通奏低音)の編成の弦楽3重奏である。ピアノが入らないのが特徴で、ピアノ・トリオとは全く異なる曲種である。126曲から選曲した4曲だが、この4曲でハイドンにしかないバリトン・トリオの正体は十分に理解できる。まず演奏出来るという事実だけで大変なことなのである。ヨハネス・コッホの努力が報われる結果であるはずである。

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