商品コード:1354-036[HM] S.ミラノヴァ(vn) D.ミラノヴァ(pf) V.グリゴロフ(hr) / ブラームス:Vnソナタ(全3曲), Hrトリオ
商品コード: 1354-036
商品詳細:ブルガリア録音、仏発売。以前よりBALKANTONとHMは提携関係にあり、ブルガリアQt.のHMもその一環であった。遠い共産圏ゆえ入手の困難であったBALKANTONにはミラノヴァという素晴らしいVnがいる。美しい女性(姉妹)で、ポーランドのダンチェフスカのような芸風を持つ。シャープであり優美である。こうして西側のプレスで彼女達の演奏に接する事が出来るのは幸福である。女性らしく包み込まれるように肌を撫でる弦。女性ヴァイオリニストのストイカ・ミラノヴァ(1945-)はブルガリア・プロヴディフの生まれ。3歳よりヴァイオリン教師だった父トレンダフィル・ミラノフの指導を受け、1964年から1969年までソフィアのブルガリア国立音楽院で学んだ。その後モスクワの国立チャイコフスキー音楽院で学び、ダヴィッド・オイストラフに師事した。1967年のエリザベート王妃コンクールで第2位、1970年のカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ソリスト、リサイタリストとして国際的なキャリアをスタートさせた。プロコフィエフの2つのヴァイオリン協奏曲の録音は、フランスのシャルル・クロス音楽院からディスク大賞を受賞した。1968年、バース音楽祭に出演し、ユーディ・メニューインやピアニストのクリフォード・カーゾンと共演。1970年代にはソリストとして主要なオーケストラと共演。1971年、サー・コリン・デイヴィス指揮BBC交響楽団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏し、プロムスにデビュー。1975年、1976年には読売日本交響楽団と日本ツアーを行い、1976年には香港芸術祭でソリストとしてハレと共演し、オーストラリア・ツアーで特に成功を収め、1978年には初めてアメリカとカナダに出演した。演奏活動は1970年代から1980年代初頭にかけて最盛期を迎え、2000年代に入っても頻繁に演奏活動を続け、2005年から2010年までベネズエラ国立音楽院で教鞭を執り、以後母校のブルガリア国立音楽院で後進の指導を続けている。日本でも人気の女性ヴァイオリニスト。ヴァイオリン・ソナタ第1番はマルコム・フレイジャーのピアノで独BASFの旧録音がある。この録音は1973年頃ブルガリアのBalkantonスタジオで行われ、西側の提携先である仏Harmonia Mundiから発売された。豊かなヴィブラートで全体が包まれた美音は誰の耳にも心地良く響くだろう。オリジナル盤は超希少!
ミラノヴァの在庫一覧へ
