商品コード:1354-034n[SUPRAPHON] M.ポコルナー(pf) / ピアノ・リサイタル/ブラームス, ショパン, プロコフィエフ
商品コード: 1354-034n
商品詳細:ミルカ・ポコルナー ( 1930-2017)は、チェコ・フセチン生まれの女性ピアニスト。彼女は特に19世紀から20世紀の作曲家( フレデリック・ショパン、 ロバート・シューマン、 ベドジフ・スメタナ、 プロコフィエフ、 アラム・ハチャトゥリアンなど)の作品の解釈に優れていた。彼女はVilémKurz Jr教授に師事。プラハの舞台芸術アカデミーでIlonaŠtěpánová-Kurzová教授にも学んでいる。1953年に大学院での研究を終え、コンサート・ピアニストとしてデビューした。最近特に注目されるようになったM.ポコルナーによるベートーヴェンの2曲のソナタである。小さな田舎のチェコ・ピアノ・スクールの伝承者の一人ではあるが、意外に個性的で色香さえ感じる程の妖艶なオーラを出す女性。チェコ・ピアノ・スクールといえば、控えめで大人しい印象も持たれる方が多いと思うが、彼女はその中では異端児なのだろうか?しかも彼女は切れ味の良いスピード感という武器も持っている。来日時にもそのダイナミックな表現力を多くの批評家に絶賛された経歴を持つ。当盤もそういった彼女の特徴が活かされた名演であり、非常に鋭敏なピアニズムを堪能することが出来る。ベートーヴェンのソナタという個性と実力が裸にされてしまう曲で、なかなかの個性的な味わいを見せる。それは並みいる男性の大物たちにこんな風に弾けたらやってみんさい、とばかりに自身の武器でしてやったりと胸を張る才女に見えて仕方がない。然もチェコの高音質録音盤なら申し分ない。このリサイタル盤がポコルナーのデビューLP。国際的名声こそないがフレンチ・ピアニズムの重鎮にも負けない芸格を備えた才女!
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