商品コード:1354-032[SUPRAPHON] M.サードロ(vc) / コダーイ:Vcソナタ, 無伴奏Vcソナタ

[ 1354-032 ] Zoltán Kodály, Miloš Sádlo, Alfred Holeček – Cello Sonatas


通常価格:¥ 15,400 税込

¥ 15,400 税込      

商品コード: 1354-032

作品名:コダーイ:VcソナタOp.4, 無伴奏VcソナタOp.8--1.Allegro Maestoso Ma Appassionato-- | --2.Adagio--3.Allegro Molto Vivace
演奏者:M.サードロ(vc)A.ホレチェク(pf)--(Op.4)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUB 10383
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:両面に無音シミ複数あり
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・オリジナル】---青金輪逆内溝, 6時にMade in Czechoslovakia(外周ラウンド紺文字), レコード番号:SUB 10383, フラット重量, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, Price Code:G(Kčs 36), スタンパー/マトリクス:VM 1469 D 1A2D/VM 1470 B 1A (ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), 英語表記・輸出仕様, SUPRAPHONモノラル録音・製造を示すVM***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, Copyright Year Code(初リリース年を示すイニシャルレーベル登録年号で1954–1964の間存在する):なし(記載なし), Manufacturing Date Code (実際に製造された年/月を示す・ない場合はCopyright Year Codeと同年):なし(記載なし), 1950年代製造のマトリクスを用いた1959年前後の製造分と思われる, 旧番号存在せず(10"存在せず), 白/赤青レーベル存在せず, 青金輪逆内溝・フラット盤の最初期分, 輸出用最古レーベル・最厚プレスである, これより古い輸出用レーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであるか不明, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様のオリジナル, original for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・オリジナル】---折返両面コートペラ, 11時に地色ベースSUPRAPHONロゴマーク(黒字), 表記されたジャケット番号:SUB 10383, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 西欧語表記の輸出仕様, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが輸出仕様は当ジャケットである), 製作:Supraphon A. S., 印刷:記載なし・チェコ製, これより古いジャケット存在せず, 輸出仕様のオリジナル, original
トピックス:1958-9年頃プラハでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 1959年頃Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年SUPRAPHON:SUB 10383(当装丁)にて初リリース, ステレオは存在しない, これはチェコでの初年度リリース分オリジナル, オリジナル盤の入荷は少なく過去の入荷はほぼ青銀SCレーベルである, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:サードロの古いモノラル録音。コダーイはチェロのための作品を3曲作っており、有名な無伴奏がOp.8、ピアノ伴奏付がOp.4、VnとのデュオがOp.7である。当盤はそのうちOp.4とOp.8の2曲を収録。特に無伴奏Op.8は片面全部+片面1/3を使っている。シュタルケルに代表される、スピード感のある曲芸のような演奏はここにはなく、非常に内省的で語らうような演奏。これを聴くと、本来こちらが真の姿ではないかと思える。しみじみ聴けるコダーイ。珍品。モノのみ。コダーイのチェロ作品といえばヤーノシュ・シュタルケルばかりが有名だが、シュタルケルの激情型の演奏が果たして曲の本来の形なのか疑問は残る。例えばハンガリーの名手であるペレーニはかなり大人しく語るような演奏であり、実は激情型の演奏は少数派であるというのが事実である。サードロもまたシュタルケルとは異なる路線ではある。しかしペレーニのような静的な静かな演奏では無い。サードロは両者の中間的ではないが、構成的にはシュタルケル寄りとも言える。但しテンポをかなり落として、たっぷりと語るような表現であり、これは激情型ではない。1960年頃以降LPの片面に収まる無伴奏Op.8が、ここではB面全部+A面の1/3を使っている。かなり時間を掛けた演奏になっている。無伴奏Op.8は決して爆演されてしかるべき曲ではないと思われる。ピッツィカートや重音奏法、急速なトレモロなどの超絶技巧を駆使した難曲として知られているが、これらは単に演奏技巧を誇示するにとどまらない。チェロを通常の擦弦楽器としてだけでなく、撥弦楽器や打弦楽器としても利用することで、華麗で斬新な効果と交響的な印象をもたらし、結果的にチェロという楽器から音色のかつてない広がりを引き出すことに成功している。この曲はよく聴いてみれば、単に楽器の可能性を追求しただけの曲ではないことが解かる。狂詩曲であり、ハンガリー民謡が多分に含まれた哀愁も感じる豊かな作風となっていて、爆演だけで表現しきれる曲ではない。無音も重要な演奏の一部となっており、間の使い方で奏者の考えが理解できる作品である。様々なアプローチが有ってしかるべき曲であり、またそうでなければならない。サードロの演奏はそれを多分に感じられる。あまり注目されないチェロとピアノのためのソナタOp.4も、ゆったりしたテンポと低い重心を保った見事な演奏である。バッハの無伴奏でも評価の高い、サードロの芸格が凝縮した名演といえる内容!

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