商品コード:1354-027[SUPRAPHON] スメタナQt./ スメタナ:弦楽四重奏曲集(完結)/1番「わが生涯より」, 2番
商品コード: 1354-027
商品詳細:スメタナ四重奏団は1943年プラハ音楽院のヨゼフ・ミッカ教授の生徒4人で創設された団体。当初「プラハ音楽院四重奏団」の名称であった。1945年に正式にスメタナ四重奏団に改名された。初代メンバーは第1Vn:ヤロスラフ・リベンスキー、第2Vn:ルボミーツ・コステスキー、Va:ヴァーツラフ・ノイマン、Vc:アントニン・コホウト。1946年に第1Vn:イルジー・ノヴァーク、Va:ヤロスラフ・リベンスキー(元第1Vn)に交代し、このメンバーでLP録音期は固定で活躍した。1956年にVa:ミラン・シュカンパに変わるので1956年以前と以降でVaが変わるだけとなる。1951年に正式にチェコ・フルハーモニー協会所属に登録された。1952年に「プラハ市賞」、1954年に「国家賞」、1959年に「国家厚労省」を受賞した。1957年から米国を始め日本を含めた世界ツアーに出ている。彼らの初録音がスメタナ: 弦楽四重奏曲2番であった。1953年スメタナ: 弦楽四重奏曲1番も録音された。この時点でチェコで初めてのスメタナ2作品のLP録音が揃った。その後再録音が繰り返され3回は録音している。初回モノラル録音はそれぞれ10"で発売され、1959年頃2曲入りで12"化された。スメタナ四重奏団によるスメタナ作品であり、今もってこれを越える演奏は無いとされているのも当然だろう。ドヴォルザークと並び国家を代表する作品だけに、その練り上げられ、考え抜かれた演奏が持つ説得力は絶対的とも言える。1950/53年と古い録音だが音質は信じ難いほど良く、12"化されて尚、モノラル・オーディオファイルプレスといえるレベル。ステレオ期の再録音がよく知られるが、この初回録音と比較することは意味が無いほどの違いがある。ヤナーチェク、ベートーヴェンでも評価の高い団体だが、何よりスメタナの初回録音こそが彼らの真骨頂である。一度知ったら他はいらなくなるだろう。「血は水より濃い」という言葉をこれほど意識する演奏はない。尚2回目の1962年録音では、Va:ミラン・シュカンパに交代している。これは録音の少ないVa:ヤロスラフ・リベンスキー(元第1Vn)時代の貴重な録音!
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