商品コード:1354-022t[SUPRAPHON] M.ロストロポーヴィチ(vc) / ドヴォルザーク:Vc協奏曲

[ 1354-022t ] Dvořák / L. M. Rostropovich, Czech Philharmonic Orchestra, Václav Talich – Concerto In B Minor For Violoncello And Orchestra Op.104


通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1354-022t

作品名:ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104/--1.Allegro-- | -- 2.Adagio Ma Non Troppo-- 3.Finale. Allegro Moderato
演奏者:M.ロストロポーヴィチ(vc)V.ターリヒ指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:LPV 222
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・12"のオリジナル】---青金輪2重内溝, 6時にMade in Czechoslovakia(外周ラウンド紺色文字), フラット重量, Rights Society:記載なし, 表記されたレコード番号:LPV 222, Ⓟなし, Price Code:G (Kčs 36), スタンパー/マトリクス:VM 575 C 1A1B/VM 576 EO 1A (ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), 英語表記・輸出仕様, SUPRAPHON録音・モノラル輸出製造を示すVM***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを用いた1957年頃製造分, Copyright Year Code(初リリース年を示すイニシャルレーベル登録年号で1954–1964の間存在する):なし(不明), Manufacturing Date Code (実際に製造された年/月を示す・ない場合はCopyright Year Codeと同年):なし(不明), レーベル登録番号:なし, 10"×2枚の旧番号存在する(1952年分), 当番号に白/赤青レーベル・フラット盤存在しないと思われる, これより古い輸出仕様レーベル存在するが12"の最初と思われる, 12"輸出仕様の最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様・12"のオリジナルと思われる, orioginal for 12" for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・12"のオリジナル】---折返両面ツヤペラ, 5時にSUPRAPHONロゴマーク, 7時にピンクベース〇 33 1/3(灰文字), 表記されたジャケット番号:LPV-222, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが輸出仕様は当ジャケットである), 製作:Supraphon A. S., 印刷:記載なし・チェコ製 , 10"×2枚の旧番号存在する, 12"でこれより古い輸出仕様存在せず, 輸出仕様・12"のオリジナル, original for Export for 12"
トピックス:1952年頃チェコ・プラハでのモノラル録音, 録音詳細不明, チェコでは1952年Supraphon A. Sによりコピーライト登録・同年 +Op. 108の2曲入りで10"×2枚でSUPRAPHON:DM 5055-6(国内仕様)/LPM 88-9(輸出仕様)が白/赤青レーベル・フラット盤にて初リリース, 1957年頃12"化されVc協奏曲1曲入りでDV 5238(国内仕様)/LPV 222(輸出仕様・当装丁)にてリリースと思われる→1962年頃SUA 10125(青銀SCレーベル), 6回程度あるドヴォルザーク:Vc協奏曲の初回録音と思われる, これは恐らく輸出仕様・12"のオリジナルと思われる, 白/赤青レーベル・フラット盤が存在してもおかしくない番号だが過去30年間で1度も入荷が無く調べた限り発見できなかった為現時点で青金輪レーベル・フラット盤を12"のオリジナルとした

商品詳細:当初LPM 88-9、10"×2で出たのが初出(スーパーレア)。すぐに12"になった。計6回~7回あるこの曲の録音中、最初の録音と思われる。何と言っても、ターリヒのオケが素晴らしく良く、新世界を思わせる雄大なスケール。ソロも負けじと粘りの強い太い音を出してくれる。他の録音には無い初期の音色!ロストロポーヴィチは生涯7回、ドヴォルザークのチェロ協奏曲をセッション録音したとの説があるが当社では入荷記録から6回まで把握している。ライヴも含めると10種以上存在することは確かである。古い方から(おおよその順)、ターリヒ/チェコpo.(当盤・1952年)→ラフリン/ソヴィエト国立so.(1954年PERIOD発売・録音年不明)→ハイキン/モスクワ響(1956年)→ボールト/ロイヤル・フィル(1957年4月)→カラヤン/ベルリンフィル(1968年)→ジュリーニ/ロンドン・フィル(1977年)→小澤/ボストンso.(1985年)となる。ドヴォルザークのようなメジャー曲となれば、名の知れたチェリストはほぼ100%一度は録音していて、いかにチェロ好きでも10点もあれば十分とは思われる。しかしクラシック音楽の面白さ、特に協奏曲は共演の妙味というものが外せない。この録音は恐らくロストロポーヴィチの初回録音であったと思われる。ラフリン/ソヴィエト国立so.は米国PERIODだけの発売で詳細不明の曲者なのだが1954年に初リリースされたことは解かっているので、1952年録音は最初とみて間違いないと思われる。ラフリン/ソヴィエト国立so.は旧ソ連での録音ながらMELODIYAからは発売されていない不思議な録音である。さて何故1952年という早い時期にチェコに行ったのか不明である。ロストロポーヴィチのレコードデビューは1952年発売のSP録音で、曲はショパン/軍楽曲というものである。まだソ連でLP録音さえ行っていない25歳の殆ど無名の若者が海外遠征とは意外なのである。それは1950年プラハで開催されたプラハ国際チェロ・コンクールで優勝したことが起点だろう。2年後になったが、優勝を記念しての録音として、チェコに招かれたとみるのが自然であろう。1950年段階でチェコには録音設備がSP用しかなく、LP録音が可能になる1952年まで待っていたと考えるのが妥当といえる。MELODIYAの指揮であるムラヴィンスキーはドヴォルザークにおいて、ターリヒに勝る指揮者は存在しないと公言しており、ドヴォルザークの録音を行うならチェコ以外ではあり得なかったのだろう。確かにこの演奏はオケの素晴らしさも特筆であり、25歳の若きロストロポーヴィチのソロも大変なものである。この録音によりロストロポーヴィチの名は世界に大きく広がってゆくことになる。

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