商品コード:1354-009[ERATO] F.ヴェルナー/ バッハ:クリスマス・オラトリオB.248(全曲)

[ 1354-009 ] Bach / Fritz Werner ‎– Weihnachts-Oratorium


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商品コード: 1354-009

作品名:バッハ:クリスマス・オラトリオB.248(全曲)/--第1部 降誕節第1祝日用 -- --第2部 降誕節第2祝日用-- | --第3部 降誕節第3祝日用 -- --第4部 新年用-- | --第5部 新年後の第1日曜日-- --第6部 顕現節
演奏者:F.ヴェルナー指揮プフォルツハイム室内o./ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツcho. A.ギーベル(s)C.ヘルマン(a)H.クレプス(t)B.M.ダニエル(bs)E.ヘルデリン(org)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STE 50140-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:3枚目に軽度の無音ビニール焼けあり
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---ピンク白竪琴2重内溝, 外周3cmの低い盛上(カマボコ)あり, 9時にMade in France(横黒文字・小さい), 3時に□STEREO 33T.1/3, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), 表記されたレコード番号:STE 50140/STE 50141/STE 50142, Rights Society:なし., Ⓟなし, Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:ERA STE 50140 LPL 510 1Y/ERA STE 50140 LPL 510 2Y---以降省略 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATO録音製造を示すERA***で始まリレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 1Y/2Yがステレオ製造を示す, 補助マトリクス:A6/A2---以降省略, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1963年頃の製造分, 旧番号存在せず, ピンク白竪琴外溝レーベル存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, モノラル存在する, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, RIAAカーヴである, カッティングマスター:不明, ERATO音源のERATO製作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---全面紺クロス紙箱, リブレット付き, 楕円金ステレオシール付, ERATO専用内ジャケット付き(曲目印刷あり), 6時地色ベースERATOロゴ, 表記されたジャケット番号:なし(モノラル/ステレオ共用), Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・紺クロス紙背景), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imprimerie G.R.Joly.-Paris Ⅵ, これより古いステレオ・ジャケット存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1963年ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州ハイルブロン郡・イルスフェルトでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:不明, フランスでは1963年Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年LDE 3240-2/STE 50140-2(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル!, ドイツでは1977年に独RCA:ZL 30582で初リリースされた, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1963年6月ドイツ・イルスフェルトでの録音。ヴェルナーはロ短調、マタイ、ヨハネ、クリスマスの順に録音。最後のクリスマス・オラトリオを録音し4大宗教作品を完結した。中でもクリスマス・オラトリオはクリスマス用として作曲されたが、日本では季節に関係なく楽しめる宗教曲というよりは、オペラのようなエンターテインメントだと思う。1963年モノラル/ステレオで発売された。初版STEのステレオは希少。ドイツで録音されながらERATO音源という理由で1977年までドイツでは発売されなかった歴史に残る名演である。1963年ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州ハイルブロン郡・イルスフェルトで録音された。フリッツ・ヴェルナーは早い時期にバッハの4大宗教作品をARCHIVのカール・リヒターと競うように録音した。日本ではカール・リヒターの方が有名になったが、当社のお客様なら筆者が言いたいことは既にお分かりだろう。1958年1月「 ロ短調ミサ」、リヒターと同年の1958年の10月に「マタイ受難曲」、1960年10月に「 ヨハネ受難曲」、1963年6月に「 クリスマス・オラトリオ」と完結した。クリスマス・オラトリオは最後となった代わりにステレオも半分近い割合でリリースされた。「マタイ受難曲」と同じくアグネス・ギーベルがソプラノで参加。プフォルツハイム室内o.とハインリヒ・シュッツ合唱団のカンタータ録音等と同じ団体による。ERATOが録音を依頼しただけにフリッツ・ヴェルナーのスタイルは洗練されており、明るく軽く、フランス人ではないかと勘違いするほどである。かといってバッハが持つ峻厳さを上手く表現しており、国際的に広く受容されるバッハ像ではあるまいか。その後ERATOは1960年代後期から宗教作品の録音をコルボに譲ることになる。1970年代のコルボのバッハを聴く都度、ヴェルナーのこのおおらかでありながら美的感覚が凝宿したスタイルを懐かしむことになる。ヴェルナーの録音があるお蔭で我々はk.リヒター/ミュンヘン・バッハ、ギュンター・ラミン/ライプツィヒという別地域の異なるスタイルで愉しむことが出来る。そして同じ曲を異なる演奏で聴くことによって、曲への理解と関心がより深まるのである。フリッツ・ヴェルナー(1898- 1977)はベルリン生まれのドイツ人。1939年にはラジオ・パリの音楽ディレクターとなった。第二次世界大戦後の1946年にハイルブロンのキリアン教会のオルガニスト・カントルとなり、1964年まで務めた。1947年、ハイルブロンでハインリヒ・シュッツ合唱団を創設し、1973年まで指導にあたった。最初はハイルブロン周辺で知られた作曲家ハインリヒ・シュッツの音楽を集中して取り上げたが、後にはヨハン・ゼバスティアン・バッハの多くの受難曲、オラトリオ、モテット、カンタータの録音を残した。ドイツ人でありながら、フランスに近い場所に引っ越し、フランスレーベルに多くの録音を行った指揮者として、宗教音楽界のリステンパルトと言えないか?

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