商品コード:1355-064[Club Français] C.エルフェ(pf) R.アルバン(vc) G.テシエ(vn) P.ラデュイ(va) / フォーレ:Pf四重奏曲1番, Vcソナタ2番
商品コード: 1355-064
商品詳細:クリュブ・フランセ最初期の1950年代のモノラル録音。フォーレの美しい室内楽2曲。メンバーは当時、フランス・モノラル期の強力メンバー。特にVcのアルバンは、クリュブ・ナショナルに凄いリサイタル盤を残している。VnのG.テシエは殆ど録音が無い伝説的奏者。ピアノのエルフェも若き日の録音。70年前の幻想的なパリが霧の中に浮かび上がるイメージ。古き良き空気が濃密で、時の経つのも忘れる。この時期のアナログでしか味わえない美味が詰まっている。フランス的名演!このLPの目玉はヴァイオリンのジョルジュ・テシエ(Georges Tessier)の参加だろう。テシエの生年月日は不明だがSP時代に活躍したヴァイオリン奏者で、ゴーティエらと同年代と思われる。1952年頃まで録音を残し、極稀にLPで録音が残っている。大半がパテなどのSP録音である。またテシエ四重奏団(第1ヴァイオリン:ジョルジュ・テシエ、第2ヴァイオリン:ジャック・デジャン、ヴィオラ:ジャック・バロー、チェロ:ロベール・コルディエ)やパリ四重奏団(第1ヴァイオリン:ジョルジュ・テシ、;第2ヴァイオリン:モーリス・ユゴン、ヴィオラ:ジャック・バロー、チェロ:ロベール・コルディエ)としても活動し、SP期のフランスで活躍した弦楽四重奏団である。ジョルジュ・テシエは、1947年からフランス語圏のスイスで時々リサイタルを行ったり、スイス・ロマンド管弦楽団と共演したりした。1952年9月26日エドモン・アッピア指揮スイス・ロマンド管弦楽団でシューマンのヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 ハ長調 op. 131を録音している。Le Club Français Du Disque:2ではドビュッシー:SQ Op.10、fl・vaとhpのためのソナタ、vcソナタに参加していて、室内楽だが当レーベルでわずかに聴くことの出来る貴重なVn奏者。意外にもヘルマン・シェルヘンのブランデンブルグ協奏曲の録音で2・4・5番のソロ・ヴァイオリンで参加している。日本ではまだ無名の奏者だが、フランスでは歴史的なヴァイオリン奏者であった。
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