商品コード:1355-062pc[Club Français] パリQt. /L.ラヴァリヨット(fl) P.ラドウィー(va) B.ガレ(hp)/R.アルバン(vc)/ ドビュッシー:弦楽四重奏曲, Fl・Va・Hpのためのソナタ, Vcソナタ
商品コード: 1355-062pc
商品詳細:仏クリュブ・フランセ初期の傑作。冒頭からふくよかで包み込むような、それでいて力強さを持った弦の波が生き生きと押し寄せてくる。パリSQ.の奏でるドビュッシーはうっとりするような艶やかさと説得力の両方を持ち併せている。フルート、ヴィオラ、ハープのソナタは甘く魅惑的な響きから後半にいくにつれ魔術めいた雰囲気が増していく。R.アルバン&エルフェによるVcソナタも非常に見事な演奏。全体的に良い意味でドビュッシーの「濃さ」がよく出ている。1950年代初期の古いモノラル録音で、今は別の団体の名称となったパリ弦楽四重奏団によるドビュッシー:弦楽四重奏曲がA面に入る。この団体はViolin – ジョルジュ・テシエ、モーリス・ユゴン、Viola – ジャック・バルー、Cello – ロベール・コルディエの4人で殆ど忘れられたフランスの団体。現在パリ弦楽四重奏団は1994年創設の新しい団体を指す。特にVnのジョルジュ・テシエ(?)は1950年代初期から1970年代までフランスで活躍したヴァイオリン奏者で、ヘルマン・シュルヘン指揮のブランデンブルク協奏曲にも参加する等、Le Club Français Du Disqueを中心にフランスの古いレーベルで活躍した。後にテシエ四重奏団(Cemb四重奏団)を創設し、バロック作品を録音している。B面のFl・Va・Hpのためのソナタではパリ弦楽四重奏団とは関係ないルシアン・ラヴァリヨットのフルート、ピエール・ラドウィーのヴイオラ、ベルナール・ガレのハープの3人での演奏。最後のVcソナタ ニ短調ではロジェ・アルバンのチェロ、クロード・エルフェのピアノでの演奏。3曲の室内楽が全く別々のメンバーにより演奏される。ドビュッシー:室内楽は曲ごとの楽器構成がバラバラなので一人の奏者が兼任できない為、あまりドビュッシー:室内楽曲集は録音されてこなかったが1950年代の初期段階でこのような形をとったLe Club Français Du Disqueは立派である。演奏は何れもSP期~LP期への過渡期にみられるロマンチックでありながら均整のとれたバランス感覚を持ち、情熱的であり、深みを感じさせる音を出している。落ち着いたテンポで曲への深遠な洞察力を発揮する、良き時代のものである。弦楽四重奏曲ではパルナンQt.の初回録音より穏やかであるが、ノスタルジックな面は強い。Fl・Va・Hpのためのソナタでは幻想的な気分がタップリ感じられる良い意味での古めかしさに溢れる。Vcソナタのロジェ・アルバンは小品集等も出している名手で地味だが味わいの深さは格別である。
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