商品コード:1355-052b[Club Français] R.アルベルト/ ハイドン:交響曲第73番「狩」, 第88番
商品コード: 1355-052b
商品詳細:パリ・コンセール・ラムルーをドイツ人指揮者ルドルフ・アルベルトが振ったクリュブ・フランセ・オリジナル録音。指揮者のR.アルベルトはここで多くの録音を残すも、今となっては殆ど情報がない。この録音もおそらくモノラルのみの発売と思われるが、非常に音が良い。またオケが一流ゆえか、まるでリステンパルトかと思うようなハイドン。アルベルトはもう少し重厚なタイプ。仏メジャーにない独自の素晴らしいLPを世に出したクリュブ・フランセ。注目度は小さいが、フランス・オケ好きな方には見逃せない録音と信じる。ルドルフ・アルベルト( 1918- 1992)はフランクフルト生まれのドイツ人。Rudolf Alberthが正しい綴りだが1960年頃まではAlbertの姓を名乗った。地元の音楽院で学び、バーデン=バーデンの南西ドイツ放送のディレクターとヘッセン放送のディレクターを歴任し、1949年にミュンヘンのバイエルン放送交響楽団の指揮者陣に加わった。1950年代からオリヴィエ・メシアンの知己を得て、1956年に《異国の鳥たち》の初演を指揮している。1964年からニーダーザクセン交響楽団の首席指揮者を務めたが、1968年には辞任している。 以後フリーランスの指揮者として活動した。ミュンヘンにて死去。いきさつは不明だがフランスのレーベルLe Club Français Du Disqueに意外なほど多く録音がある。特にピアニスト、P.v.シルハフスキー(pf)との共演でモーツァルト:Pf協奏曲を数曲録音している。またヨアン・フィールド(vn)との共演でベルリンso.とTELEFUNKENにブルッフなどの協奏曲を録音。最も知られる録音ではP.マカノヴィツキー(vn)とのブラームス:Vn協奏曲だろう。このように協奏曲録音が多い為、目立つことはないが単独での管弦楽録音がストラヴィンスキー:春の祭典、組曲「火の鳥」、3楽章の交響曲、ペトルーシュカなど3枚分、他ワーグナーの管弦楽、チャイコフスキー:交響曲4番などがLe Club Français Du Disqueにある。Le Club Français Du Disqueでハイドンは大半をリステンパルトが担当したが、稀に別の指揮者が振った交響曲がある。これがその珍しい例。リステンパルトと同等とは言えないものの、Le Club Français Du Disqueが選んだ指揮者だけあり、ハイドンをハイドンらしく仕上げており、満足できる演奏!
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