商品コード:1355-047t[CYBELIA] R.オーセル(gt)/ K.ラゴスニック(gt)/ J.ボンドン:Gt協奏曲集(2曲)
商品コード: 1355-047t
商品詳細:ジャック・ボンドン(1927-2008)はフランス・ブーシュ=デュ=ローヌ県ブルボンの生まれ。パリ音楽院でヴァイオリンを始め、ジョルジュ・ダンドロ、シャルル・ケクランから和声法と対位法を、ダリウス・ミヨー、ジャン・リヴィエから作曲法を学んだ。1962年に現代音楽室内管弦楽団(OCMC)を設立。6年後にアンサンブル・モデルヌ・ド・パリ(EMP)となった。1974年、文化省の国立ポピュラー音楽委員会の委員に任命。1981年よりパリ20区の市立音楽院の院長を務めている。ボンドンは器楽と管弦楽の作品を多く作曲していて、ギターを伴う協奏曲は2曲ある。B面の1966年作「火星協奏曲」は、ここでの演奏と同じくK.ラゴスニックが.ボンドン指揮コンセール・ラムルーo.と1960年代にRCAに初録音している。おそらく初演も同じメンバーと思われる。これは2回目録音と思われる。SF映画に使われそうなテーマの作品だが、曲もやはりスペクタクルを狙った種類の曲である。何故ソロがギターなのか不思議な印象の協奏曲。ギターソロが入ると一気に幻想的な雰囲気になる。やはり全体に未来志向の気分が満載の作品。A面の協奏曲コン・フオコはイタリア語で火を意味する、「火の協奏曲」という意味だろう。1981年という新しい作品。恐らくこれがLP初録音と思われる。こちらのギターはロベルト・オーセル(1954-)でアルゼンチン生まれのギター奏者。地元の音楽院で巨匠ホルヘ・マルティネス・サラテに師事。アリリオ・ディアスの国際ギターコンクールなど、世界で最も権威あるコンクールのいくつかで優勝した。現在、オーセルはドイツ・ケルン音楽大学で教鞭を執っている。アストル・ピアソラはギターのための 5 つの小品をオーセルに献呈してる。2曲とも如何にも現代作品という風情である。但し、ジャック・ボンドンのGt協奏曲が2曲もLPに収録されたことは後にも先にもこの1回だけと思われる。
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