商品コード:1355-043b[CYBELIA] B.メムブレイ/ ルーセル:作品集/小組曲 他
商品コード: 1355-043b
商品詳細:CYBELIAレーベルの中でも特にエネルギーが注がれた作曲家はルーセルである。アルベール・ルーセル( 1869 - 1937)はフランス北部ノール県のリール郡 トゥールコワン生まれの作曲家。印象主義から新古典主義に進み、モーリス・ラヴェルとともにクロード・ドビュッシー亡き後のフランス楽壇をリードした。ストラスブール音楽院でジュリアン・コズルに作曲を学んだが海軍の道を進み、インドシナ近海に勤務。その後の生涯でルーセルは、自分が訪れた異国の地の特徴を音楽で捉えようと試みている。1894年に海軍を退くと、パリのスコラ・カントルムにて音楽を真剣に学び出し、1907年までヴァンサン・ダンディなどに師事。学業のかたわら教授活動にも多忙となった。ルーセルの有名な門人には、エリック・サティやエドガー・ヴァレーズがいる。初期作品は印象主義音楽に影響されているが、次第に個人様式を見出した。ルーセルの作曲様式は、構想においては形式中心で、強烈なリズム感があり、同時代の作曲家(例えばクロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェル、エリック・サティ、イーゴリ・ストラヴィンスキー)の作品に比べて、 調性に対する好みが明らかである。多くの管弦楽曲作品を作曲した。弦楽のためのシンフォニエッタOp.52等が有名である。指揮者ブルノ・メムブレイはフランス、オー=ド=フランス地域圏、ノール県のドゥエ生まれの指揮者。パリ音楽院でルイ・フーレスティエとピエール・デルヴォーに指揮法を師事。パリ・オペラ座の合唱指揮者として活動を始める。1980年パリ・モガドール劇場で指揮者デビューし、フランス各地の小規模オーケストラの指揮者を務める。その後ワロン・フランドル器楽Ens.を結成し、その指揮者を務める。ワロン・フランドルはフランス領フランドルで北部地域である。LP1枚にこれだけルーセルの管弦楽作品が纏められた録音は殆どない。メジャーな指揮者、オケではないが、ルーセルのスペシャリストらしい。ルーセルに興味のある方には重要なLPとなるだろう。
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