商品コード:1355-033t[Hungaroton] M.ペレーニ(vc)/ ルトスワフスキ:Vc協奏曲, フランク・マルタン, ファルカシュ・フェレンツ

[ 1355-033t ] Lutosławski / Martin / Farkas - Miklós Perényi, Budapest Symphony Orchestra, György Lehel ‎– Cello Concerto / Ballade / Concertino All´Antica


通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1355-033t

作品名:ルトスワフスキ:Vc協奏曲(1970) | フランク・マルタン:Vcと小管弦楽のための(1949), ファルカシュ・フェレンツ:Vcと弦楽のためのオールアンテイカ・コンチェルティーノ
演奏者:M.ペレーニ(vc)G.レヘル指揮ブダペストso.
プレス国:ハンガリー, Hungary
レーベル:Hungaroton
レコード番号:SLPX 11749
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ハンガリーでのオリジナル】---黄/茶浅段内溝, 6時にSTEREO下にLP○○33 下に Made in Hungary(外周ラウンド茶色文字), グルーヴガード厚, Rights Society:ARTISJUS, Ⓟ1975, スタンパー/マトリクス:SLPX 11749 A2 Ⅱ E01/SLPX 11749 B(ラウンド小文字スタンパー・QUALITONタイプ), Hungaroton録音・ステレオ製造を示すSLPX ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:12/12, 再補助マトリクス:なし, イニシャルがなくカッティング担当は不明, 1970年代のスタンパーを使った1975年頃製造分, 赤ステレオ・レーベル存在せず, QUALITONレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, 最古レーベル最厚プレスである, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, HUNGAROTON音源のHUNGAROTON製作プレス, 工場:不明, オリジナル, original
ジャケット:【ハンガリーでのオリジナル】---両面コートペラ, 1時にSTEREO-MONO(モノ/ステレオ共用タイプ), 表記されたジャケット番号:SLPX 11749, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Hungaroton Magyar Hanglemezgyártó Vállalat, 印刷:Globus Nyomda. Budapest, これより古いジャケット存在せず, ハンガリーでのオリジナル, original in Hu
トピックス:【入荷の極めて少ない希少盤!】---1975年又はそれ以前のブダペストでのステレオ録音, 録音技師:Laszlo Csintalan, プロデューサー:Andras Szekely , 1975年Hungaroton Magyar Hanglemezgyártó Vállalat によりコピーライト登録・同年HUNGAROTON:SLPX 11749(当装丁)にて初リリース, 赤ステレオ・レーベル存在せず, これはハンガリーでの初年度リリース分オリジナル, モノラル存在しない, 入荷の極めて少ない希少盤, ペレーニ・ソロの超珍品!現代作品だが問題なく聴ける!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:名盤請負人ペレーニのLPだが、本盤のコンセプトには解説が必要だろう。A面には20世紀ポーランドの超重要作曲家、ルトスワフスキ(Witold Lutosławski)のチェロ協奏曲が入る。半音階を多用するチェロとアドリブ指定まで書かれた伴奏とが折り重なる激しい緩急が魅力的な作品。噛み合えばハーモニー、噛み合わなければ不協音という「偶然性」を重視した、現代作品ならではの劇薬的な表現が成立しているのは、やはり名手ペレーニの技巧力あってこそ。モーツァルトやハイドン的な要素や「春の祭典」を思わせる展開も有り、一本の映画を見終わった様な印象を受ける。現代曲を聴き慣れない人でも表現の多彩さに耳を奪われることだろう。B面に入ってのマルタン(Frank Martin)「チェロと管弦楽のためのバラード」は木管のあしらいがラヴェルを思わせる佳曲。クールなフランス式の管弦楽と情熱的なペレーニとの対比に、ついつい笑みが零れる。続いての「古風な小協奏曲」はハンガリー出身の作曲家フェレンツ(Farkas Ferenc)の作品。冒頭から古典派そのもの。優雅で聴きやすく、爽やかな中にも重厚感が有り、まさに伝統的で「古風」な作品。中間部で大きく曲調が変わり、悲恋的な抒情をペレーニが歌い上げる展開も絶妙。終局に至るまで華やかさが失われず、後味が良い。そして、通して聴いて初めて気付くのが文頭に書いた本盤のコンセプト。現代曲~近代フランス~モーツァルト的古典と、針が進むにつれ時代を逆行し遡る様に曲が収められている。作曲家が三人とも近現代の人物にも関わらず内容が充実しているのは、この構成の妙が有るだろう。逆に言えば、達人ペレーニでなければコンセプトに呑まれてしまっていた可能性が高い。チェロ愛好家に自信を持ってお薦めする珍品レコード!

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