商品コード:1355-032nb[Hungaroton] D.コヴァーチュ(vn) M.ペレーニ(vc) A.セゲディ(pf)/ ベートーヴェン:プロメテウスの創造物~序曲, 三重協奏曲
商品コード: 1355-032nb
商品詳細:三重協は入荷の少ない希少盤、プレスが少なかったようだ。しかもVcにペレーニが参加、Pf・Vn・Vcと3者にソロがある協奏曲、知名度こそ低いが、ブラームスの二重協同様、内容はしっかりベートーヴェン。指揮者は無名だが、ハンガリーso.のオケは驚くほどに雄大で、レスポンスが良い。協奏曲の前にプロメテウス序曲が入り、終わると静かに曲が始まり、まずペレーニの美しいソロが現れメロディーを歌う、途中からVnが重なり・・・。これぞ掘り出し物の名盤。ミクローシュ・ペレーニ(1948~)はブダペスト生まれのチェロ奏者。幼少時から才能を認められて7歳でリスト音楽院に入学、エデ・バンダに師事。9歳でソロ・デビュー。1960年からローマに留学し、エンリコ・マイナルディに師事。1963年にブダペストで開催されたカザルス国際チェロ・コンクールに入賞したことでパブロ・カザルスに認められ、1965年、翌1966年にカザルスのマスタークラスに招待され、マールボロ音楽祭にも参加する。1974年からリスト音楽院で教え、1980年には教授となる。ペレーニは意外にも1980年代に入って注目されたチェロ奏者である。通常1948年生まれで存命の若手奏者に対し、このような人気が出ることは殆ど例がない。すっかり薄味に劣化した1980年代以降のアナログ技術をものともしない音楽の強さを持つ稀有な器楽奏者だからだろう。1978年に初来日してNHK交響楽団・東京都交響楽団と共演し、無伴奏リサイタルを開催。その後、1979年~2000年まで7回の来日を重ねている事も人気の理由だが彼の人気は日本だけではない。ソリストは3人だがペレーニの活躍もしっかり解かる。1970年代初期の赤ステレオ盤の音は非常に良い。オケも元気でダイナミック!
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