商品コード:1355-031n[Hungaroton] M.ペレーニ, L.メゼー(vc)/ ヴィヴァルディ:Vc協奏曲集(4曲)
商品コード: 1355-031n
商品詳細:希少なペレーニのヴィヴァルディ。賑やかなジャケットもほとんど見ない。全4曲のうち2番が2台のVc協のため、L.メゼーが参加する。通常のヴィヴァルディの合奏協奏曲のようだと思ったら、全く異なる。本当にチェロ協奏曲になっている。ペレーニのソロが忽然と浮かび上がる。それもかなりくっきりとソロが奏でられるので、びっくりするだろう。ペレーニの太い温かい音に部屋中が満たされる幸福が味わえる。世界中で人気沸騰!入手難しい!ミクローシュ・ペレーニ(1948~)はブダペスト生まれのチェロ奏者。幼少時から才能を認められて7歳でリスト音楽院に入学、エデ・バンダに師事。9歳でソロ・デビュー。1960年からローマに留学し、エンリコ・マイナルディに師事。1963年にブダペストで開催されたカザルス国際チェロ・コンクールに入賞したことでパブロ・カザルスに認められ、1965年、翌1966年にカザルスのマスタークラスに招待され、マールボロ音楽祭にも参加する。1974年からリスト音楽院で教え、1980年には教授となる。ペレーニは意外にも1980年代に入って注目されたチェロ奏者である。通常1948年生まれで存命の若手奏者に対し、このような人気が出ることは殆ど例がない。すっかり薄味に劣化した1980年代以降のアナログ技術をものともしない音楽の強さを持つ稀有な器楽奏者だからだろう。1978年に初来日してNHK交響楽団・東京都交響楽団と共演し、無伴奏リサイタルを開催。その後、1979年~2000年まで7回の来日を重ねている事も人気の理由だが彼の人気は日本だけではない。指揮はハンガリーの指揮者、アルベルト・シモン(1926-2000)。オーケストラはパワフルである。録音も良い。馴染みの薄い曲だがペレーニのソロは押し出しが良く満足のいくLP。オケとのバランスも良い。全て初回録音で再録音もない。
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