商品コード:1355-024[VSM] E.ハイドシェック(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲23番K.488, 20番K.466
商品コード: 1355-024
商品詳細:数あるモーツァルトPf協奏曲の中で最も信頼できる演奏。特に聴かずとも、当然の如く推薦盤のトップになるアイテムだ。まずヴァンデルノート/パリ音楽院o.のオーケストラに脱帽する。ヴァンデルノートの振るモーツァルト交響曲全4枚をご存知の方なら、想像がつくはず。この人のバックなら極端な話、誰がソリストに来ようと成功が約束されているに決まっているようなもの。ハイドシェックはハスキルのようにナイーブさを売りにはせず、ヴァンデルノートに合わせて元気よく飛び出し、その天性のモーツァルト的な感覚で、軽快且つ力のあるソロを弾いてくれる。ソロは縦横無尽に動き回り、即興性と良い意味でのスリルが味わえる。一方でその響きの柔軟さと粋な表情に天才的なところが理解されよう。ハイドシェックがコルトーの愛弟子の一人であった理由はここにある。僅か21歳で録音デビュー(ベートーヴェン・ソナタ)し、その後1954年にパリ国立高等音楽院を卒業という異例のスタートを切った若手ピアニスト。モーツァルトは1957年12月のモノラルで21/24番が最初の録音。その後1960年6月に20/23番、1961年9月には25/27番と全6曲をヴァンデルノート/パリ音楽院o.との共演で録音した。21/24番はモノラル録音、他4曲はモノラル/ステレオ録音。モーツァルトを、またハイドシェックを知る上で絶対に外せない録音であると断言できる。当20/23番にはステレオも存在するがモノラルは完成の域に達した素晴らしい音質で全く文句のない完成度。演奏、音質ともに最高ランクのモーツァルト!仏ステレオは超高額!
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