商品コード:1355-014[ARION] L.ティリー(org) / バッハ:平均律クラヴィーア 第1巻+第2巻(全48曲)

[ 1355-014 ] Bach, Louis Thiry – Le Clavier Bien Tempéré : Intégrale (Louis Thiry à L'orgue de L'Eglise Réformée D'Auteuil)


通常価格:¥ 22,000 税込

¥ 22,000 税込      

商品コード: 1355-014

作品名:バッハ:平均律クラヴィーア 第1巻+第2巻(全48曲)
演奏者:L.ティリー(org)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:ARN 532012
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×5, 箱入り5枚組, 5 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第4面9時に4cmの無音スレあり(部分的に微かに感じる)→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----黒/銀2本線中黒, センターホール上にstéréo, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:ARN 532.012, Price Code:なし, Ⓟ1973(1977の誤植と思われる), Rights Society:DP, スタンパー/マトリクス:ARI 37188 A/ARI 37188 B (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A7/A6, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーを使った1977年頃製造分, 黄緑/黒レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティングマスター:CIDIS.Phonogram, Antonyの技師と思われる, ARION音源のARION製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----外周5面黒クロス紙表紙箱, リブレット付, 10時にARION ○○, 表記されたジャケット番号:ARN 532012, Price Code:〇ST, 背文字:あり(白色・茶背景), Ⓟ1977Ⓒなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, 供給:CBS Disques, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】----1975年パリ・オートゥイユ改革派教会( L'Eglise Réformée D'Auteuil)でのステレオ録音, 録音技師:Claude Morel, プロデューサー:Ariane Segal, 技術協力:Monique vaysse, 1977年Disques Arion S.Aによりコピーライト登録・同年ARION:ARN 532012(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル, オルガンによるバッハ:平均律クラヴィア全48曲の珍しい録音!使用楽器:パリ・オートゥイユ改革派教会の1970 年に J.G ケーニッヒによって製作されたオルガン, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+演

商品詳細:これまでバッハの平均律クラヴィアをオルガンで演奏したLPの入荷はなかった。その点で、フランスARIONレーベルはなかなか凝った企画を行ったと言える。1977年パリ・オートゥイユ改革派教会にてオルガン奏者のルイ・ティリーがオルガンで平均律クラヴィーア全48曲を録音、LP5枚に収めて発売されたのが当箱である。チェンバロかピアノで演奏される曲ではあるが、近年様々な異なる楽器による演奏も出てきたようである。しかしそれらはCDの時代になってからであり、1970年代にチェンバロかピアノ以外で全曲が録音されたのは初めてではないだろうか? オルガンのルイ・ティリー( 1935-2019)はフランス・フレヴィル=ドゥヴァン=ナンシーで盲目で生まれた。コンサートオルガニスト、作曲家、教育者であった。ルーアン地方音楽院のオルガン教授を務め、国際的にコンサートで演奏した。彼の多数の録音には、1972年のオリヴィエ・メシアンのオルガン作品全集が含まれており、これは数々の賞を受賞し、作曲家から「並外れたオルガニスト」と評された。1952年にジャンヌ・ドゥメシューのオルガンクラスで一等賞を受賞し、続いてパリの国立青少年音楽院でアンドレ・マルシャルに師事した。 1956年からはパリ音楽院でロランド・ファルチネッリに師事し、1958年にオルガン演奏と即興演奏で一等賞を受賞して卒業した。彼はルーアン大学病院の一部であるシャルル・ニコル病院の礼拝堂にある1732年製ルフェーブル製オルガンの名義オルガニストであった。ティリーはバッハの作品を他に1993年にはストラスブールのサン・トマ教会のオルガンで「フーガの技法」を録音した。全48曲を5枚のLPに収めているためか、出だしはやや速いテンポではあるがオルガンという楽器の為か気にはならない。ピアノと異なり音が連なって弾かれており、オルガンならではといえる。また一音を伸ばしたいときはペダルも用いて、長く、太い音色に出来るオルガンならではの手法を駆使して、ピアノ演奏とは全く異なる世界を展開。これはこれで実に面白さのある演奏である。正に変幻自在とはこのことだろう。単なる珍品を超えて、深い芸術世界を感じることができる不思議な世界。バッハ自身、多数のオルガン作品を生み出しており、曲が変わってもオルガンとの親和性は高い。バッハ好きにこそ聴いていただきたいオルガンで演奏した平均律クラヴィーア!かなりの希少アイテムである!

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