商品コード:1355-009[VSM] Y.メニューイン(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタ, パルティータ(全6曲)

[ 1355-009 ] Bach - Yehudi Menuhin ‎– Trois Sonates Et Trois Partitas Pour Violon Seul


通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1355-009

作品名:バッハ:無伴奏Vnのためのソナタとパルティータ(全6曲)/ソナタ第1番ト短調 B.1001, パルティータ第1番ロ短調 B.1002 | ソナタ第2番イ短調 B.1003, パルティータ第2番ニ短調 B.1004 | ソナタ第3番ハ長調 B.1005, パルティータ第3番ホ長調 B.1006
演奏者:Y.メニューイン(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 450-2
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:2番:4時に微か~極小50回程出るスレ, 3番:7時に小3+3回出る点, 11時に小2回出るスレ, 4番:1時に極小20回程出るスレ, 7番:2/4/7時に極小~小20回出るスレ, 3/9時に小~中~大23回出るスレ, 他極小~小で出る箇所あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白SCニッパー段付, 12時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:FALP 450/FALP 451/FALP 452, Rights Society:記載なし, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:2XEA 1077-3N/2XEA 1189-1N---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), 英国EMI系録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6-186775/M6-212873---以降省略 , 再補助マトリクス(9時):1/12---以降省略, パテキュラー(Patéculaire)はない, 英国EMI本体とストレートMスタンパーの2種併存のPathéプレス, カッティング担当は不明, 1960年代のスタンパーを用いた1961年頃の製造分, フランスに赤/銀レーベル存在せず, フランスに内溝フラット盤存在せず, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, フランスに単売分は存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, His Master's Voice音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, ノーマル・カップリング, フランスでのオリジナル(フランスのバラはない), original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---全面茶クロス紙貼箱, リブレット付, 表記されたジャケット番号:FALP 450 A 452, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色押型・茶クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:Mercure ED.Paris, 単売分は存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1956年9月/1957年5月ロンドン・アビーロード・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1957/8年にHis Master's Voice:ALP 1512/1531/15322にてバラ3枚(金大ニッパー段付レーベル)にて初リリース, フランスでは1961年頃La Voix De Son Maître:FALP 450-2(当装丁)にて初リリース, これは2回目全集録音, 初回全集録音は1934~1936年SP録音・また1929-38年に数曲の単独SP録音がある, LP時代では1973-75年にEMIに3回目の全集録音がある, B.1005/1006のみ1956年にハンガリー録音がある

商品詳細:メニューインは無伴奏全曲を計3回録音。初回はSPで1934~36年、2回目が当モノラル録音1956/57年。3回目は1973~75年。1916年ニューヨーク生まれの神童は18歳でSP録音。エネスク級の音を出していたSP録音とは比べる余地もないが、LPで聴くには丁度良い時代。ヴァイオリニストとしての力量が問われる無伴奏、40歳の彼の脂の乗った時期でもある。いわゆる聴かせる演奏ではない、地味である。しみじみと語り、イマジネーションが膨らむ無伴奏。じわじわ沁み込む。メニューインの全曲録音は3回で以下のように変遷。1934年5月~1936年2月 SP→1956年9月/1957年5月→1973年3月~1975年7月売。ソナタ1番のみ1951年10月の日本録音があるらしい。他ソナタ3番+パルティータ3番が1956年ハンガリー録音がある。昨今、何かと軽視されがちなメニューイン、確かに多くの録音の中には中途半端な録音が多いことは事実である。1956~7年の無伴奏に関してはゆっくりしたテンポで含蓄に富んだ演奏である。自己主張が乏しい月並みな演奏であるとの評価が通常かと思われる。しかし、少年期から神童に祭りあげられ、デビュー前にマスターしておかなければならないヴァイオリニストとしての基礎技術が欠けたまま大人になり、何の特徴もなかったメニューインに出来うる最大の表現が、この月並みな演奏であった。メニューインに有って他の奏者にはないものは何か?それはもはや精神力以外にない。「こんな不出来な自分ではあるが、今出来る限りの力を絞って演奏しています」--この自分をさらけ出し、「どうぞ反面教師にしてください」とでも言わんばかりの演奏。よく聴いてみると、本当に下手である。殆どの方はその向こう側を見る前に中止してしまうはずである。しかしバッハは優等生だけが体験できる浅い音楽ではない。何人であれ、バッハの神髄へ近付く権利はある。その意味でメニューインは当時の足らない力でバッハの神髄へ近付く努力をしているようには感じられないか?下手でも誠心誠意、神髄へ近付く努力をしていること自体に芸術と美があるのではないだろうか。昔から日本にはわびさびという、不完全(本来の意味ではない)なモノに美を見出す文化がある。日本人ならメニューインのハンデを持ちながらも努力し、不完全をさらけ出した演奏に何かを感じるはずと考える。バッハにはこういう演奏も許容する包容力がある。

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