商品コード:1356-050t[MUZA] L.ルース(pf) / Pf作品集/W.ステーンハンマル, H.エクルンド, モーツァルト, ヒンデミット, リスト
商品コード: 1356-050t
商品詳細:これは1971年頃スウェーデン・ヘルシンキで録音されたLPのライセンス製造によるポーランド発売分である。スウェーデンでは1971年にリリースされたがポーランドでは1977年頃の発売となった。オリジナルのスウェーデン Caprice Recordsの入荷は一度もなく入荷は困難であることからMUZAで聴けるなら良しとするべきだろう。何方にしても超が付くローカル録音であり、ピアノのラース・ルース(1945-)はスウェーデン・ファールン生まれ。4歳の頃からピアノを弾き始めた。16歳でウプサラのカントルとして卒業した。スティグ・リッビング教授にピアノを学び、最初は個人指導で、その後ストックホルムの王立音楽アカデミーで4年間学ぶ。その後米国に留学し、最初はジュリアード音楽院の教師であるサシャ・ゴロドニツキに師事、その後ロンドンでホルヘ・ボレットに師事して研鑽した。ルースは1972年にユッシ・ビョルリング奨学金を受賞した。長らく歌手の伴奏ピアニストとして働き、特に15年近くにわたり、オペラ歌手ビルギット・ニルソンの世界ツアーに同行した。またスウェーデン のレーベルにかなり多くの録音を行った。クラシック以外にもポピュラーやジャズの演奏も行う。人口の少ない北欧では通例である。眼疾患のため、ルースは演奏が困難になり、2004年11月16日にストックホルム・コンサートホールで最後の主要コンサートを行った後に引退した。当LPのA面のW.ステーンハンマルとH.エクルンドはスウェーデンの作曲家であり、このLPでしか聴けない録音である。ピアノ・リサイタル盤としては超が付く珍品である。スウェーデン Caprice RecordsとMUZAしか発売されていない録音。北欧的な気分満載のピアノLPでB面の3曲にもどこかに北国の香りが感じられる。2度目はないかもしれない珍品!
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