商品コード:1356-042[MUZA] I.ドゥビスカ, E.ウミンスカ(vn) K.ウィウコミルスキ(vc) J.レフェルト(cemb) / トリオ・ソナタ集/ヘンデル, バッハ, C.P.E.バッハ
商品コード: 1356-042
商品詳細:1965年にモノラルのみで発売されたトリオ・ソナタ集。メンバ―は全員ポーランド人演奏家でヴァイオリン二人は女性奏者。イレーナ・ドゥビスカ(1899-1988)は1912 年にベルリンのシュテルン音楽院を卒業し、ブロニスワフ・フーベルマンとカール・フレッシュに師事した。1908 年、イレーナはヴィッテンベルクでのコンサートでデビューした。ドイツで演奏活動を続け、1919 年に初めてポーランドの舞台に登場した。1939 年までヨーロッパを広くツアーした。師のフーベルマンやカロル・シマノフスキと共演していた。1930 年にはクワルテット・ポルスキ・アンサンブルを設立ている。もう一人の女性ヴァイオリン奏者のエフゲニア・ウミンスカ (1910-1980) はポーランド生まれ。1927 年にワルシャワ音楽院を卒業し、プラハ音楽院でオタカル・シェフチーク (1927-28) の指導の下、またパリではジョルジュ・エネスク (1932-34) の指導のもとで学んでいる。1927 年以来、エフゲニア・ウミンスカはヨーロッパ各地をツアーし、カロル・シマノフスキの作品を頻繁に演奏した。1932 年から 1934 年まで、ウミンスカはポーランド国立放送交響楽団のコンサートマスターを務めた。彼女はチェロ奏者のカジミエシュ・ウィウコミルスキとその妹のピアノ奏者マリア・ウィウコミルスカとともに、占領下のワルシャワで地下コンサートを企画した。1945年にクラクフ音楽アカデミーの教授、さらに楽長となった。チェロのカジミエシュ・ウィウコミルスキ(1900 - 1995)は有名なヴィオリン奏者のワンダ・ウィウコミルスルカの異母兄弟である。カジミエシュはイレーナ・ドゥビスカが設立したクワルテット・ポルスキのメンバーであり、グダニスク音楽院のディレクターを務めた。国際的な知名度は高くないがポーランドの黎明期を作った。歴歴史的メンバーたちによる演奏は、やはり鬼気迫るものがある。モノラル録音だが非常に音質は良い。
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