商品コード:1356-040[MUZA] M.グラバルチク(vn)/ ヴィエニャフスキ:創作主題による華麗なる変奏曲 他
商品コード: 1356-040
商品詳細:ヘンリク・ヴィエニャフスキ( 1835 - 1880)はポーランドが生んだ偉大な作曲家でパガニーニ同様自身もヴァイオリニストであった。その為ヴィエニャフスキのヴァイオリン作品には超絶技巧が要求される華麗な作品が多い。しかしLP丸々、ヴィエニャフスキのヴァイオリン曲だけが録音されることは滅多にない。1935年には彼の生誕100年を記念して、現在でもヴァイオリニストの登竜門として知られるヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールが創設された。1957年、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン製作コンクールが創設された。非常に多くのピアノ伴奏と管弦楽付きのヴァイオリン曲が作曲された。特にピアノ伴奏は曲の多さから1枚のLPに収めることができず、単独で小品集に1~2曲が演奏される程度である。しかしMUZAはヴィエニャフスキの故国であるゆえにヴィエニャフスキ:Vn作品集のようなLPが制作される。これは1984年と古い録音ではないが、ポーランドでは器材が更新されることなくLP期が終了した為、1960年代後期と1984年の音質はほぼ同じである。従って年代を気にする必要はない。MUZA以外では制作されることのないヴィエニャフスキ:Vn作品集を目一杯愉しんでいただける。ミハウ・グラバルチク(1947-)はポーランド・ポズナン生まれのヴァイオリン奏者。モスクワ音楽院でドミトリー・シガノフ教授のクラスを卒業した。1967年ヴィエニャフスキ国際Vnコンクールで6位入賞の経歴がある(ブルガリアのM.ミンチェフと同位)。1970年のジェノバのパガニーニ国際コンクールでは、1位なしの3位。パリの国際ジャック・ティボー・コンクールで銀メダル。相当の技巧派である。特にB面いっぱい使う8曲から成るソロVn曲「新しい手法」Op.10の録音は他にあまりなく、パガニーニのカプリースを思わせる超絶技巧曲。Vn好きならば、涙ものの曲と演奏にうっとり。A面ピアノ伴奏2曲も、リアルな息をのむ演奏。まるで'60年代のようだ。年代を超えた凄いVn!腕に自信がないと演奏すら困難な超難易度の作品群である。
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