商品コード:1356-029[MUZA] O.クリサ/ W.ウィウコミルスカ(vn)/ ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲1, 2番
商品コード: 1356-029
商品詳細:Vn協奏曲 2番は、ポーランド生まれのウィウコミルスカ。この人はやはり実力派女性の良い所を持っていて、ただならぬ人であることは間違いない。透き通った硬質ガラスのような無機質な音を響かせながら、何故か愛さずにはいられない印象が耳に残る。傑出した女性の一人。作品の持つ幻想的なところを申し分なく引き出し妖艶ですらある。しかしどこまでも繊細で最後まで聴き入ってしまう。ウィウコミルスカの代表作にして傑作録音。最初モノラルで発売され、1970年頃にオレグ・クリサによりVn協奏曲1番が録音され、ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲集として発売されたLPが当番である。ウィウコミルスカの2番は再版となる。同時代にウィウコミルスカは1番を録音していない。1番を録音したオレグ・クリサ(1942-)は ウクライナ生まれ。1960年にモスクワ音楽院に入学してダヴィッド・オイストラフに師事。モスクワ音楽院在学時より、旧ソ連圏参加者初のパガニーニ国際コンクール優勝を飾るなど、各種のコンクールで名前を轟かせた。20代でウクライナ国立キエフ音楽院の初代の弦楽科主任に就任した。2年後にはグネーシン音楽学校の同ポストに就任。その後モスクワ音楽院でも教授を務めた。チャイコフスキー国際コンクール他、多くのコンクールの審査員を務めている。ウィウコミルスカの2番から数年後の録音になるが、クリサにとっても記念となる録音。クリサの録音の大半はMELODIYAにある。ウィウコミルスカの録音は、ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲2番Op.22/シマノフスキ:Vn協奏曲1番Op.35の2曲だった為、1970年頃足りない録音をC.トレガー(vn)--シマノフスキ2番、オレグ・クリサ--ヴィエニャフスキ1番が録音して、ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲集とシマノフスキ:Vn協奏曲の2枚のLPが作れられた。ウィウコミルスカはそれぞれのLPに最初の録音を提供した。
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