商品コード:1356-010t[ETERNA] K.トーマス/ バッハ:クリスマス・オラトリオB.248(全曲)
商品コード: 1356-010t
商品詳細:K.トーマスのクリスマスオラトリオは、1958年12月にライプツィヒ・聖トーマス教会で録音され1959年にモノラルが発売、10年後の1969年にステレオが初リリースされた。ETERNAでは1969年になって初めてステレオが発売されたがこれはETERNAでは通常のことである。ステレオの実用が早かった西側とは異なり、東欧レーベルは分けて考える必要がある。10年経過したステレオ盤だが、まるで先日録音されたかのような素晴らしいステレオ・サウンドで人気盤。しかし西側では1959年からステレオ・プレスが可能であり。発売こそされなかったったが、関係者に当時の西側ステレオ盤が配布されたようだ。「クリスマスオラトリオ」の1か月前にドレスデン聖十字架教会で「ロ短調ミサ」がR.マウアスベルガーにより録音されたばかりで後に2大名演となる2曲が1958年の2か月の間に録音された歴史となった。ドレスデン聖十字架教会と同等の歴史と伝統を持つ、ライプツィヒの聖トーマス教会合唱団は旧東ドイツ地域における重要な宗教音楽の拠点である。ドレスデン聖十字架教会とともに女人禁制の少年合唱団である。その歴史は13世紀にまでさかのぼる。聖トーマス教会合唱団の監督はトーマス・カントルと呼ばれる。バッハ自身もトーマス・カントルの一人であり、この録音の指揮者であるクルト・トーマス (1904- 1973)は1957年~1960年まで「トーマス・カントル」を務めた。後任はエアハルト・マウアスベルガー(1903-1982)で1961年から1972年まで「トーマス・カントル」を務めた。「マタイ受難曲」の録音では2人のカントルが共同で指揮を務めた。この録音はクルト・トーマス時代であり、マウアスベルガー兄弟録音とはならなかっが、今後何世紀にも亘って名演として残り続けるであろう名演である。モノラルは音響的に帯域は狭く、まったりした部分があったが、ステレオでは見事なほどクリアで教会内の空気や合唱の緊迫感が濃厚に再現されている。ステレオは完全なステレオ・オーディオファイルプレス!
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