商品コード:REG-4521[仏VSM] A.ヴァンデルノート/ ブラームス:セレナーデ1番Op.11
商品コード: REG-4521
商品詳細:モーツァルトでは絶対的な人気を誇るヴァンデルノート。このブラームスも同じ時期に録音された。スタンスはモーツァルトと同様で40/41番で見せた恐ろしいまでの熱気とリズム感はブラームスでも健在。セレナーデという交響曲とは異なる曲調ながら熱を帯びたオケをここでも聴く事が出来る。クレッシェンドでは、まるでワグナーを聴いているかの様な印象さえ持った。モノラルでしか味わえない濃厚な味。銀大ニッパーが初出。モノラルオーディオファイルLP!録音時期はモーツァルトの交響曲録音と同じ時期である。中世の戦争時に置ける切り込み隊のような殺気すら放つ凄まじい切れ味と熱気をはらむ熱血的スタイル! 部屋中隅々まで音が行き渡るような音響は正にモノラル・オーディオファイルプレス! アンドレ・ヴァンデルノート( 1927 - 1991)はベルギー・ブリュッセルに生まれの指揮者。初期プレスでリステンパルト等を好んで聴かれる方にとって、彼の名はその系列に連なる重要な人物となっているだろう。1951年、仏ブザンソンで行われたブザンソン国際指揮者コンクールに突然現れ、8位入賞。1952年からウィーン音楽院で学び、1954年からベルギー国立管弦楽団の指揮台に上がるようになった。1958年にアントウェルペンの歌劇場でコレペティトール(練習指揮者)を務めた後は、1960年にモネ劇場の音楽監督になり、1974年から翌年までベルギー国立管弦楽団の音楽監督を務めた。1950年代後半から仏Pathe社と契約した彼は、FALPに怒涛の勢いで録音を開始。1956年からスタートしたモーツァルトの交響曲、全4枚9曲、FALP 458(29/25/33番)・FALP 470(40/41番)・FALP 484(35/36番)・FALP 485(38/39番)(1958年終了)は、長年モーツァルトの交響曲を聴き込んできた愛好家が、どこかで出会い、これを一つの理想像とする演奏ではなかろうか。但し、ここで言う愛好家とはブランドに全幅の信頼を寄せる人ではない。自分の耳を持ち、判断のできる音楽愛好家のことである。こういったマイナー指揮者の録音こそ、自らの音楽性を問う試金石となる。もっと言えば、自らの人生に対する姿勢さえも問われているということだ。このモノラル録音に何らかのシンパシーを感じたあなたは、真に音楽を楽しむことのできる健康な感性を持っていると信じる。ヴァンデルノートは、フェラス、コーガン、ハイドシェック等の一流ソリストと数多くの共演を残すが、それは取りも直さず、指揮者としての一流を証明するものである。これら交響曲がそのLPの入手の難しさゆえに埋もれたままになっている現実は淋しいことである。パワー漲る生命感、若々しさ、移り気な気まぐれをここまで見事に描いた演奏は多くない。ブラームスでは交響曲ではなく、管弦楽を選んだ点は不明だが、パワーと鋭い感性で切り込んだ若武者のような熱演!
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