商品コード:1395-059[DGG] P.フルニエ(vc)/ ショパン:Vcソナタ Op.65, フランク:Vcソナタ(原曲:Vnソナタ)
商品コード: 1395-059
商品詳細:なんと30年以上入荷のなかったDGGのP.フルニエ(vc)J.フォンダ(pf)によるショパン/フランク・ソナタ集が入荷した。ピアノのジャン・フォンダは実の息子ジャン・ピエールの芸名で有る。彼は何故か「ジャン・フォンダ」という名前でピアニストとして活躍し、父と共演することも多かった。晩年にジャン・フォンダとの共演が多いのはその為である。息子ジャンは偉大な音楽家であるフルニエの姓を使うことを意図的に避けたのかも知れない。1970年代後期~父親と関係がないピアニストとしての録音が増えた。このLPは1971年発売という特別古いLPではないのだが、プレスが極端に少なかったようでこれまで一度も入荷がなかった。DGGのLPでは珍しいことである。親子共演はDGGに2点とCBSに1点有るだけでである。A面のショパンはフルニエにはこれが唯一の商用録音と思われる。フルニエらしい柔らかく憂いを秘めた優美な演奏。B面はフランクのVnソナタ イ長調を自らチェロ用に編曲したチェロ・ソナタ。この編曲は既に存在している。フランスのチェロ奏者ジュール・デルサール(1844–1900)が1880年代に行っていて、フランク本人が正式に承認した編曲である。デルサールは当時パリ音楽院の著名なチェロ教授でありフランク本人もこの編曲を高く評価していた。現在では、実質的にフランクのチェロソナタはフランクのもう一つの原典版のような扱いを受けている。フルニエ、デュ・プレ、シュタルケル、ロストロポーヴィチなど名チェリストがデルサール版で録音・演奏している。フルニエの編曲はピエール・フルニエ版という“独立した編曲版"ではなく、ジュール・デルサール編(=フランク公認版)を基礎にした演奏解釈である。ここではフルニエ編と書くが実際は「フルニエ流」が正しい。「フルニエ編」は演奏解釈上の慣用表現の違いで原曲(ヴァイオリン版)への強い意識、旋律線の純度・気品を優先し線の美しさを徹底した結果、歌い込みすぎず内省的・精神的な側面が強調されフランク晩年の宗教性が前面に出る演奏になっている。これが「フルニエ編」であり、デルサール版を再編曲したものではない点を理解されたい。同じデルサール譜でもデュ・プレとロストロポーヴィチとは明確に異なる音楽になるようにフルニエ流の解釈で演奏されたものを「フルニエ編」としている。結果的に古典的で精神性がより原曲に近いという特長が出ている。フルニエのフランクはこの他にライブ(LP未発売)でナウム・ウォルター(pf)との共演があるが、2曲とも唯一のスタジオ録音であるとともに超が付く希少盤!
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