商品コード:1395-044[DECCA] P.フォンタナローザ(vn)/ シューマン:Vn協奏曲ニ短調WoO 23, Vnと管弦楽の為の幻想曲Op.131
商品コード: 1395-044
商品詳細:ヴァイオリンはフォンタナローザ兄弟の長男であるパトリス・フォンタナローザ (1942-)。パリ生まれ。パリ音楽院で学び、1965年ロン・ティボー・コンクールで6位。1967年パガニーニ・コンクールで3位入賞。1960年から、妹のフレデリック(pf)、弟のルノー(vc)と3人でトリオを組み、仏DECCAに何点かの録音を残す。日本での知名度はほとんど無いが、絹のように透明感の高い彼の音色は、近年稀に見るものであり、若手Vnの中で特筆。その品の良さと内面を見据えた表現力は絶品!シューマン2曲の珍しい録音。因みに弟のルノー・フォンタナローザ(1946-)はIPGレーベルにバッハ:無伴奏Vc組曲(全6曲)を1977年に録音し話題となった。パトリスも2016年J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲を録音したがCDのみの発売。これは1974年12月のフランス国立放送po.との協奏曲録音。パトリス・フォンタナローザの音はやや細身でデリカシーがあり清楚な印象。A面のシューマン:Vn協奏曲 ニ短調は1853年に作曲されたが、作曲者の死後80年間忘れ去られていた。1937年にベルリンの図書館でヨアヒムの蔵書から発見されるまで日の目を見ることはなかった。世界初演はナチス・ドイツの宣伝省主導で、同年11月26日にゲオルク・クーレンカンプの独奏、カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の共演で行われ、同時に全世界に向けてエジプトや日本まで聴こえる短波放送で流された。クーレンカンプ曰く「シューマンの自筆譜のままでは演奏不可能」として、自身が大幅に書き換えた版によるものであった。実際にクーレンカンプが言うように演奏不可能な箇所はあるが、クーレンカンプの改訂は演奏不可能な箇所を修正するだけではとどまらないものとなっていた。その為翌12月にセントルイスでアメリカ初演を行ったユーディ・メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言するほどであった。録音はさほど多くない。B面の Vnと管弦楽のための幻想曲Op.131も1853年に作曲された。この作品は、当時22歳だったヨーゼフ・ヨアヒムの委嘱によって作曲され、ヴァイオリニストとして初版に熱烈な賛同と承認を与えた。シューマンの死後、クララ・シューマンが出版に慎重だった為、長く演奏されなかったが1937年ヨーゼフ・ヨアヒムのソロで初演された。単一楽章で協奏曲ニ短調よりも柔和で親密な作品。やや重く難解ヴァイオリン協奏曲より演奏頻度が高い傾向にある。
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