商品コード:1395-037[DECCA] C.カーゾン(pf)/ フランク:Pf五重奏曲 ヘ短調
商品コード: 1395-037
商品詳細:英国の代表的ピアニスト、クリフォード・カーゾン( 1907- 1982)とウィーンを代表する弦楽四重奏団であるウィーン・フィルハーモニーQt.との共演はDECCAに2枚のLPがあるだけである。当フランク:Pf五重奏曲ともう1枚はドヴォルザーク:Pf五重奏曲/シューベルト:SQ12番「四重奏断章」のカップリングである。全くベクトルの異なる両者の共演は同じDECCAというレーベルに属していたからに他ならない。このような共演の大半は本人たちの意向よりDECCA幹部の気まぐれによるケースが多いようである。カーゾンは録音嫌いであり、レコードは聴衆の判断基準となるべきではないとの持論であったため、生前のレコード発売は少なかった。録音に入りきらないニュアンスを大切にする音楽家であり、カーゾンの音は録音が難しいという技師たちの証言も多い。一方ウィーンpo.から派生したウィーン・フィルハーモニーQt.は有名なバリリQt.を継承する弦楽四重奏団。リーダーのワルター・バリリが故障の為に引退し、当時ウィーンpo.のコンサートマスターの一人だったヴィリー・ボスコフスキーがリーダーを引き継いだ団体で残り3人は同じメンバーである。その際に団体名をウィーン・フィルハーモニーQt.に改名した。ステレオ録音の無かったバリリQt.のスタイルをステレオで聴ける利点もあるがボスコフスキーはより自分のスタイルへ引っ張っていったので同じ団体とは思えない。ボスコフスキーの品よく優美なスタイルが全面に出ている。この録音ではカーゾンがボスコフスキーの方にやや歩み寄った印象を受ける。ただ曲選びも関係するがカーゾンが交じることで単に華やかで麗しい音楽ではなく、深みの出た、より奥行きの感じられる演奏となっている。お互いにフレキシブルな音楽家だった点が成功の要因だろう。
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