商品コード:1395-015[CAPITOL] E.ラインスドルフ/ R.シュトラウス管弦楽曲集/7つのヴェールの踊り, ティル・オイレンシュピーゲル, 影のない女(抜粋/管弦楽版)
商品コード: 1395-015
商品詳細:エーリヒ・ラインスドルフ( 1912 - 1993)はオーストリア・ウィーンのユダヤ人家庭の生まれで、後にアメリカに帰化した指揮者。ラインスドルフは米国ではそれなりの地位のある指揮者だが欧州での見方は微妙かも知れない。1930年代までは欧州でブルーノ・ワルターやアルトゥーロ・トスカニーニの助手を務めたが、1936年にはイタリアのボローニャでオペラを指揮している。1937年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『ワルキューレ』を指揮、その後はフランス、イタリアなどで活動する。しかし1937年には渡米し、メトロポリタン歌劇場で副指揮者の地位を得た。1942年にはアメリカ市民権を得て帰化することができた。1943年には3年契約でクリーヴランド管弦楽団の音楽監督の地位を得たが、実際にはほとんど在職期間がなかった。第二次世界大戦の為アメリカ軍に徴兵されてしまい、契約も更新されなかったからである。その為ラインスドルフ/クリーヴランドo.との録音はこれまで見たことがなかった。1962年にはボストン交響楽団の音楽監督に就任した。ボストンではもっぱらRCAレコードと組んでレコーティングすることが多かったが、演奏家や管理者と揉めることもしょっちゅうであった。ラインスドルフは結局、生まれ故郷の欧州では名声を得られず、米国で活躍した指揮者として認識されている。1969年ボストン交響楽団の音楽監督を辞任すると故郷のウィーンに戻り、1976-1978年ウィーン交響楽団の首席指揮者を務めた。1993年、癌の為、スイスのチューリッヒにて81歳で亡くなった。ユダヤ人ということで欧州でのキャリアを断念せざるを得なくなった点はその通りである。ラインスドルフのスタイルは厳格であり、リハーサルは長時間に及んだという。厳格で妥協が無く、気難しい指揮者として知られている。その完全主義的なスタイルはジョージ・セルとも通じる部分があり、この録音から知ることが出来る。強固な意思を持った音楽家といえる。ラインスドルフのCAPITOL時代は1957年頃~1962年頃までで長くはないが、その間に米国の様々なオケと録音している。これはCAPITOL録音だがロンドンで録音されたR.シュトラウス:管弦楽曲集。A面にはメジャー曲が入り、B面は「影のない女」~間奏曲と記載されているが、実際は間奏曲だけではなくラインスドルフが編曲したもので、オペラの劇的な場面を約20分程度に凝縮したもので、中から特に印象的な部分を抜き出し、管弦楽用にまとめられたものであり、一種の「組曲」となっている。内容は作品名欄に記載した。これら全7曲が切れ目なく演奏される。各幕から劇的な場面や抒情的な旋律が選ばれており、特に第2幕の劇的な間奏曲や、第3幕の感動的な四重唱のメロディなどが含まれており、シュトラウス特有の華麗なオーケストレーションを堪能できる仕掛け。なおリヒャルト・シュトラウス自身もオーケストラ曲「交響的幻想曲《影のない女》」を編曲しているがラインスドルフ編曲の方が評価が高い。A面も良いが何といってもこのLPの聴きものはB面に有る!1990年代に大植英次指揮ミネソタ管弦楽団がこのラインスドルフ編曲版を録音している。
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